大宮アルディージャが、アビスパ福岡からMF三門雄大を完全移籍で獲得した。両クラブが5日に発表している。
移籍に際し、三門は福岡のクラブ公式HPでコメントを発表。思いの丈を綴った。
「サポーターの皆さん、1年半ありがとうございました。加入当初から皆さんには温かく迎えていただき、素晴らしいサポートをしてもらいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
「今回、この決断をするまでにたくさん悩みましたが、自分が生まれ育った地元のクラブでプレーをしたいという気持ちが段々と大きくなっていきました。そして、何よりも自分自身の年齢を考えると、地元のクラブでプレーをする機会を与えてもらえる、最後のチャンスかもしれないとも思いました」
「1年でJ1に復帰するという目標を達成出来なかったことは心残りですし、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、温かく見守っていただけたら嬉しいです。最後になりますが、アビスパ福岡に関わる全ての皆様、1年半本当にお世話になりました」
三門 雄大 選手 大宮アルディージャへ完全移籍のお知らせ https://t.co/B0gvxj1Dng
— アビスパ福岡【公式】 (@AvispaF) January 5, 2018
また、同選手は新天地となる大宮のクラブ公式HPにもコメントを寄せ、抱負を述べている。
「皆さん、こんにちは。アビスパ福岡から加入することになりました三門雄大です。大宮アルディージャの一員になれることを光栄に思います。小さな頃から憧れていた地元のクラブでプレーできる喜びを感じるとともに、身の引き締まる思いです。昇格という目標を果たすために全力で戦います! 一緒に戦いましょう! 応援よろしくお願いします」
三門雄大 選手 アビスパ福岡より完全移籍のお知らせ
「小さな頃から憧れていた地元のクラブでプレーできる喜びを感じるとともに、身の引き締まる思いです。昇格という目標を果たすために全力で戦います!」https://t.co/m3pmJo1G4Y#ardija #大宮アルディージャ #jleague #Jリーグ— 大宮アルディージャ (@Ardija_Official) January 5, 2018
三門は1986年生まれの現在31歳。埼玉県出身の同選手は、流通経済大学を卒業後、2009年にアルビレックス新潟へ加入した。翌2010年から2013年まで4シーズン連続でJ1リーグ戦30試合以上に出場すると、2014年に横浜F・マリノスへ完全移籍。2015年にはリーグ戦32試合に出場してキャリアハイとなる4得点をマークした。しかし、翌2016年は出場機会を減らし、シーズン途中に福岡へ完全移籍。2017シーズンはJ2リーグ戦41試合出場3得点の成績だった。通算ではJ1リーグ戦203試合出場11得点、J2リーグ戦41試合出場3得点を記録している。