FC町田ゼルビアレディーズは3日、株式会社パソナとパートナーシップを締結した。
FC町田ゼルビアレディースは、J2リーグに所属するFC町田ゼルビアの女子チームであり、なでしこリーグを目指すべく昨年に立ち上がった。所属選手の雇用先の確保が課題のひとつとなっており、そこに協力を申し出たのがパソナだった。
パソナは、働きたいと願うすべての人が、ライフスタイルに合わせた働き方で、いつでも自由に好きな仕事を選択でき、豊かな人生設計を描くことができるよう、キャリア構築の機会を創り、提案してきた。同会社では「スポーツメイト」という部門もあり、競技と仕事を両立したい方をサポートする体制を整えている。
今回の協定は選手にパソナから仕事を紹介し、仕事とサッカーのダブルキャリアに励める選手を1人でも多く誕生させることを目的としたもの。今後のスポーツ界にとって「働きながら競技を続ける事のできる環境整備」のモデルケースのひとつに成長させたいと考えている。選手に対して3カ月に1度を目処に、練習と仕事の両立に関するカウンセリングやセカンドキャリアを見据えての仕事選びなどの相談を行う。
上記に加えて、スキルアップ講座として、ビジネスマナー基礎研修やセルフブランディング講座、SNSの活用法、注意すべきことに関する講座なども実施予定だ。
パソナはこれまで、2015年のつくばFCレディースとのパートナーシップ協定を皮切りに、MITO EIKO FC 茨城レディース、南葛SCウイングスとも協定を結んできた。