昨季から愛媛の指揮を執っていた間瀬秀一監督 [写真]=Getty Images for DAZN
愛媛FCは15日、間瀬秀一監督と眞中幹夫ヘッドコーチとの契約を同日付で解除したと発表した。後任の指揮官にはU-18チームを率いていた川井健太氏が就任し、アカデミーダイレクターを務めている青野大介氏がヘッドコーチも兼任。U-18チームの指揮官には、池田祐樹氏(U-18チームコーチ)が就任することが決まった。
愛媛は今季の明治安田生命J2リーグ第14節を終えて2勝4分け8敗、勝ち点「10」で20位に低迷。直近7試合勝ちなしと低迷し、体制の刷新が決まった。
昨季から指揮を執っていた間瀬監督は契約解除にあたり、以下のようにコメントしている。
「私の力が及ばず、クラブが現在の順位であることを大変申し訳なく思っています。苦しい状況の中でも、日々の練習・試合において全力で戦ってくれた選手とスタッフに心から感謝しています。また、いついかなる時も熱い声援でチームに力を与えてくださった、ファン・サポーターの皆さま、本当にありがとうございました。私はここでクラブを去りますが、最後まで絶対に諦めない愛媛FCらしいサッカーで、クラブを愛する全ての人々が喜び合えることを心から願っています」
また、契約解除が決まった眞中ヘッドコーチは「これまでご支援いただいた愛媛FCサポーターの方々を始め、愛媛FCを支えていただいたすべての皆様に、心から感謝申し上げると共に、結果を残せず、お詫び申し上げます。今後の愛媛FCの成功を心より願います」とコメントしている。
そして指揮官の後任には、U-18チームを率いていた川井氏が就くことが決まった。同氏は1981年生まれの36歳で、2004年から2006年まで愛媛でプレーした後、指導者へ転身。2015年から愛媛レディース、今年から愛媛U-18の指揮を執っていた。トップチームの指揮官に就任するにあたり、以下のようにコメントしている。
「この度、愛媛FCより監督要請のお話をいただき、就任する決断をいたしました。クラブ出身者として、愛媛県出身者として、プライドと覚悟を持って現在の順位・状況を打破していきます。そのためにはクラブを支えて頂いている皆様の力が必要です。皆様のご声援・ご協力・ご支援のほどよろしくお願い致します」
愛媛は次節、20日に京都サンガF.C.をホームに迎える。1ポイント差で最下位に沈む相手との一戦が、新体制での初陣となる。
By サッカーキング編集部
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