徳島への完全移籍が決まった名古屋FW押谷祐樹 [写真]=Getty Images
名古屋グランパスに所属するFW押谷祐樹が、徳島ヴォルティスへ完全移籍で加入することが決まった。19日に両クラブが発表している。
押谷は1989年生まれの28歳。静岡県出身で、2008年にジュビロ磐田ユースからトップチームへ昇格した。2009年夏から2011年までFC岐阜へ期限付き移籍で加入し、2012年に磐田へ復帰。2013年にファジアーノ岡山へ期限付き移籍へ加入し、2014年に完全移籍へ移行した。
岡山加入後、リーグ戦通算141試合に出場して43得点を記録。そして昨季から名古屋でプレーし、今季は明治安田生命J1リーグで7試合、JリーグYBCルヴァンカップで5試合、天皇杯で1試合に出場した。
移籍にあたり、押谷は名古屋に対して以下のようにコメントしている。
「この度、徳島ヴォルティスに移籍することになりました。1年半という期間でしたが、ありがとうございました。オファーをもらい考えた結果、試合に出たい気持ちが強く移籍することを決心しました。なかなか活躍できずチームに迷惑をかけてしまうこともありましたが、応援してくださったファン、サポーターの方々には感謝しています。そしてゲーフラを作ってくれたり、ユニフォームやグッズを買ってくださった方たちには本当に申し訳なく思っています」
「去年のプレーオフ決勝は試合には出られなかったですが、あの一体感は最高でしたし、一生の思い出です。そんなグランパスのユニフォームを着て試合に出場できたことを誇りに思います。グランパスは最下位にいるチームではないと思いますし、後半戦の巻き返しを願っています。僕も移籍したことを後悔してもらえるような活躍をできるよう頑張ります」
また移籍先の徳島に対しては、以下のようにメッセージを寄せている。
「名古屋グランパスから加入しました押谷祐樹です。夏の移籍で難しいこともありますが、徳島ヴォルティスの勝利のために全力で頑張りますので応援よろしくお願いします。徳島は試合でしか訪れたことがないので、おすすめスポットや美味しい食べ物をぜひ教えてください」
なお、押谷の徳島での背番号は「47」に決定。FW山崎凌吾が湘南ベルマーレへ移籍したチームにあって、新たな得点源として期待がかかる。明治安田生命J2リーグではキャリア通算で234試合出場63得点を挙げているストライカーのプレーに注目だ。
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By サッカーキング編集部
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