リーグ戦はここ2試合勝利のない浦和だが、得意のホームゲームで調子を取り戻せるか [写真]=Getty Images
■浦和レッズ 柏木、宇賀神の代役に長澤と菊池を起用か
【プラス材料】
リーグ戦の直近2試合は清水に引き分け、名古屋に敗戦と低調だが、ホームゲームでは5月以降の公式戦で5勝2分と無敗だ。その相性の良さを生かした試合をしたい。
5連戦を終えて約1週間のインターバルがあり、武藤雄樹は「前の試合(名古屋戦)で出た課題を修正するための練習に取り組む時間があった」と話す。清水戦と名古屋戦の間に行われた天皇杯ラウンド16の東京V戦を含め、レギュラークラスの選手たちが休みなく戦ってきたなかでは、貴重な時間になった。臨戦過程としては悪くないと言えるだろう。
橋岡大樹は「相手にはタフな選手が多いが、浦和はその部分で負けることはない」と自信を話す。夏場のラストゲームとなるだけに、ホームでの勝利で気分良く代表活動による中断期間を迎えたい。
【マイナス材料】
直近のリーグ戦で2試合合計7失点の守備を立て直すことが何よりも求められる。それに加え、前節を左足内転筋の張りで欠場した柏木陽介と、別メニュー調整が続いた宇賀神友弥の出場は微妙な状況にある。それぞれ、長澤和輝と菊池大介がスタメン候補だが、強行出場をさせるかどうかはギリギリまで判断を待つとみられる。
前回の対戦は互いにセットプレーから1点ずつを奪っての引き分けだったが、武藤は「あまり良い攻撃ができた試合ではなかった」と振り返る。サイド攻撃を強調してトレーニングを積んできただけに、その成果を発揮できなければ苦しい試合展開は否めない。
敗れれば二桁順位に転落することが濃厚な一戦だけに、シーズン終盤戦の目標をどこに持てるかどうかを占うゲームになる。
文:totoONE編集部
■セレッソ大阪 守備は安定感を取り戻すも、攻撃面は物足りなさ残る
【プラス材料】
首位・広島に挑んだリーグ前節は0-1の惜敗。勝ち点獲得とはならなかったものの、19分に先制を許した後、度々大きなピンチを招きながら最少失点に抑えた点はポジティブに捉えることができる。局面で集中を切らさず、粘り強いプレーを見せることができた。
また、今節に向けて1週間の準備期間があるなかで、負傷離脱していたメンバーが続々と復帰を遂げている。特に柿谷曜一朗と山村和也の全体練習合流は朗報だ。早ければ今節での復帰もある見込みで、少しずつベストメンバーが組める状態に近づきつつある。今節が終わればFIFA国際マッチウィークに入り、リーグ戦は2週間中断。終盤戦で上位争いから脱落しないためにも、前向きな要素を見出だせるゲームにしたい。
【マイナス材料】
ここ数試合を見ると、流れの中から得点を奪うことができていない。リーグ前々節の長崎戦(2-0)は2点ともセットプレーから記録。天皇杯・甲府戦とリーグ前節の広島戦はいずれも無得点で敗れた。8日のスルガ銀行チャンピオンシップから新システム「3-4-2-1」を導入し、ボールを保持する時間は増えているものの、それを得点に結びつけることができていない点は気掛かりだ。
「3-4-2-1」を導入して以降、複数失点を喫した試合はなく、守備面は安定感を取り戻しつつある。しかし、試合の中でディフェンスラインの裏を取られる場面が散見され、前節の広島戦でもパス1本でGKと一対一になるシーンを2度つくられた。今節対戦する浦和には興梠慎三を筆頭に裏への飛び出しや決定力に長けたストライカーを擁しており、早急な修正が求められる。
文:totoONE編集部
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