J3相模原、3選手が契約満了に…辻尾真二は今季リーグ戦29試合出場

　SC相模原は6日、DF辻尾真二、FW久保裕一、MF北井佑季の3選手について契約満了に伴い来季の契約を更新しないと発表した。

　大阪府出身の辻尾は現在32歳。これまでは清水エスパルスやツエーゲン金沢などでプレーし、相模原には昨季より所属していた。2018明治安田生命J3リーグでは29試合出場2得点。通算ではJ1リーグ戦75試合出場1得点、J2リーグ戦54試合出場4得点、J3リーグ戦90試合出場7得点を記録している。退団が決まり、同選手は「今シーズンでSC相模原を退団する事になりました。2年間在籍させてもらいましたがサポーター、スポンサーの皆様にはいつも温かい声援を送って頂き本当に感謝しています。SC相模原がいつの日かJ2そしてJ1へと昇格出来る事を心より祈っています。 有難うございました！」とコメントした。

　久保は和歌山県出身で、現在30歳。これまではジェフユナイテッド千葉やファジアーノ岡山などに在籍した経験を持つ。昨季より相模原でプレーし、加入1年目はJ3で28試合出場4ゴールをマークしたが、今季は6試合の出場でノーゴールに終わった。通算成績は、J2リーグ戦146試合出場17得点、J3リーグ戦34試合出場4得点。退団に際し、同選手は「2年間ありがとうございました！今年はアカデミーでコーチもやらせていただき、いろんな経験を積むことができました。相模原のみなさん、これからも応援よろしくお願いします」とコメントしている。

　地元・神奈川県出身の北井は現在28歳で、今季より相模原に所属していた。過去にはFC町田ゼルビアやカターレ富山などでもプレー。今季は開幕から3試合連続ゴールをマークしたが、その後は無得点に終わり、J3リーグ戦15試合出場3得点だった。通算ではJ2リーグ戦64試合出場5得点、J3リーグ戦101試合出場9得点を記録している。1年で相模原を去ることとなったが、同選手は「一年間という短い期間でしたが多くの方の支えがあり、SC相模原で幸せな時間を過ごすことができました。今後もチームの更なる発展を願っています」と感謝の気持ちを述べた。