福岡の岩下敬輔、「様々な事情により」鳥栖へ電撃移籍…レンタル決定

岩下敬輔

2017年から福岡でプレーしていた岩下敬輔 [写真]=Getty Images

 アビスパ福岡に所属するDF岩下敬輔が、サガン鳥栖へ期限付き移籍で加入することが決まった。両クラブが5日に発表した。

 岩下は1986年生まれの32歳。鹿児島実業高校出身で、2005年に清水エスパルスへ加入した。2009年には日本代表に初選出。2012年8月にガンバ大阪へ期限付き移籍で加入し、2013年に完全移籍へ移行した。2016年まで同クラブでプレーした後、2017年からは福岡に所属。2シーズンで明治安田生命J2リーグ55試合出場4得点を記録していたが、開幕直後の電撃移籍が決まった。

 キャリア通算では、明治安田生命J1リーグで205試合出場14得点、明治安田生命J2リーグで72試合出場6得点、明治安田生命J3リーグで6試合出場を記録している岩下。期限付き移籍にあたり、福岡の公式HPにて以下のようにコメントしている。

「2年と2カ月間本当にありがとうございました。皆さんとJ1に昇格すると約束をしたにもかかわらず力になれず、何もできないままチームを去ることになり本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。今回、様々な事情により、移籍することになりました。いろんな思いはありますが、今自分がやるべきことは次のクラブでしっかり結果を残し、新天地で頑張ること、それが皆さんへの恩返しにつながると思って、さらに気を引き締め、新たな一歩をスタートさせたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします」

 そして加入する鳥栖の公式HPでは以下のようにコメントしている。同選手の背番号は「8」に決まり、福岡との公式戦には出場できない旨も発表されている。

「シーズンが始まってからの移籍になりますが、どんな形であれ鳥栖の力になれるよう、今までの経験を生かしてがんばっていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

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