チームメートの仲川輝人と一緒に得点王に輝いた横浜FMのマルコス ジュニオール[写真]=兼子愼一郎
変な緊張感は感じられなかった。事実上の決勝戦となったFC東京との最終戦も、最初に優勝に王手を懸けた前節の川崎フロンターレ戦も。若い選手が多いチームだけあって「ちょっとワクワクしていた」と語ったが、「フロンターレ戦では緊張していた」とマルコス ジュニオールは明かした。
それでも、そんな素振りは見せず、前節の川崎F戦でも、そして20分過ぎまで押し込まれた今節の東京戦でも、先制したのは横浜FMだった。アンジェ ポステコグルー監督が昨年チームに導入した“アタッキングフットボール”は、「悪い流れがあった時もあるんですけど、その中でも最後までこのサッカーを信じて、選手たちも勇敢な気持ちを持って戦った」と完成度を増していった。
今シーズンの最終戦となったこの日も、2点を先行。退場者を出して数的不利に陥った状況でも、守備的になるのではなく、追加点を取りに行った。結果、77分に遠藤渓太の約50メートルに及ぶドリブルからの3点目が決まった。
優勝できた最大の要因についてマルコス ジュニオールは「監督の戦術」だと言い切る。
「監督の言っていることを、みんなでやろうという強い気持ちを持ってやったことが大きい。我々のサッカーは運動量が多くて、『プレスしろ』とか、『走れ』と求めても、中には『こんなに走れないよ』っていうプライドの高い選手がいるものですが、このチームにはそんな発言も、そういう選手もいなかった。日々の練習もつらかったけど、監督のサッカーを信じてやったことが一番の優勝の要因だったかなと思います」
優勝を感じるようになったのは、第32節の松本山雅戦だった。「FC東京が何度か勝利できなかった試合が続いた時があって、逆に我々が連勝できた。その時に優勝がグッと近くなったなと思った」。これで今シーズン初めて首位に立った横浜FMは、一度も首位の座を明け渡すことなく15年ぶりのリーグ制覇を達成。自分たちの信じた道を誰一人ブレることなく、最後まで貫き通した結果、手にした歓喜だった。
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By サッカーキング編集部
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