新天地で2020シーズンを戦う選手たち [写真]=Getty Images
いよいよ2020シーズンが開幕する明治安田生命J1リーグ。注目の新加入選手を背番号順に紹介するシリーズの後編をお届けする。
今回は背番号24から50まで、計25名(※背番号47、48は該当者なし)をピックアップ。Jリーグデビューが期待されるルーキーから、東京五輪世代、さらには復活を目指すベテランまで、この1年に特別な想いを抱くプレーヤーたちが顔をそろえた。
※以下、情報はすべて2月12日時点のもの
24 DF岡崎慎
FC東京→清水エスパルス中学1年からFC東京一筋だった男が、自らの成長を求めて清水へ期限付き移籍。東京五輪世代としても注目が集まる21歳は、“サッカー王国静岡”で真のブレイクとなるか。
25 DF大南拓磨
ジュビロ磐田→柏レイソル磐田時代と同じ“25番”を着用するが、環境はガラリと変わった。CBだけでも6、7人いる厳しい競争を勝ち抜き、東京五輪メンバー入りを狙う。
26 DF畑大雅
市立船橋高校→湘南ベルマーレ昨年秋のU-17ワールドカップにも出場した超攻撃的サイドバックで、自慢のスピードは超高校級。湘南スタイルとの相性も抜群で、1年目からの活躍が期待される。
27 MF松村優太
静岡学園高校→鹿島アントラーズ“シズガクの10番”が進路に選んだのは常勝・鹿島。“27番”はクラブのレジェンドで、高体連出身の小笠原満男氏がルーキーイヤーにつけた番号でもある。
28 DF森下龍矢
明治大学→サガン鳥栖昨年、大学サッカーのタイトルを総なめにした明治大学からJリーグ入り。一般企業への就職内定を辞退して飛び込んだプロの世界でさらなる高みを目指す。
29 MF三幸秀稔
レノファ山口→湘南ベルマーレJ2屈指のパサーが、2013年の甲府時代以来、7年ぶりにJ1の舞台へ帰ってくる。29番はプロ1年目の背番号で、山口でもずっと背負ってきた番号だ。
30 FW旗手怜央
順天堂大学→川崎フロンターレ“シズガク”、そして“ジュンダイ”でも10番を背負った世代屈指のアタッカー。三笘薫との大卒ルーキーコンビはフロンターレの新たな看板となるのか注目される。
31 FW髙澤優也
ザスパクサツ群馬→大分トリニータプロ1年目となった昨シーズンはJ3で得点ランク2位となる17ゴールを記録し、J1への“飛び級昇格”を果たした。芸能界屈指のサッカー好きとして知られる小柳ルミ子の親戚でもあり、隠れた注目選手だ。
32 DF田中駿汰
大阪体育大学→北海道コンサドーレ札幌昨年12月のEAFF E-1サッカー選手権2019でA代表デビュー。札幌初の五輪戦士となるため、「(試合に)出られるなら、どこでもいい」と貪欲にアピールを続けている。
33 MF仲間隼斗
ファジアーノ岡山→柏レイソルレイソルアカデミー出身で、約10年ぶりに帰還。新体制発表会では「柏レイソルU-18から来ました仲間隼斗です」と粋な自己紹介を披露し、早くもファンのハートを掴んだ。
34 DF熊川翔
いわきFC→横浜FC柏レイソルU-18時代の恩師である下平隆弘監督のラブコールを受けて、2019年には東北1部リーグでプレーしていた22歳が、日本サッカー最高峰の舞台に降り立つ。“シンデレラボーイ”となれるか。
35 FW細谷真大
柏レイソルU-18→柏レイソル昨季は2種登録選手としてトップチームデビューを果たし、天皇杯でもゴールを決めたレイソル期待の新星。カタールで開催されたユース年代の国際大会で大会MVPを獲得するなど、実績は申し分ない。
36 FW栗原イブラヒムジュニア
三菱養和SCユース→清水エスパルス父はガーナ人、母は日本人のハーフ。190cmの長身を活かしたフィジカルの強さを持ち味とするFWだ。清水の先輩である北川航也がルーキーイヤーに着用した“36番”で、プロ生活をスタートさせる。
37 MF武田英寿
青森山田高校→浦和レッズ“青森山田の10番”として、今冬の高校サッカー選手権を沸かせたことは記憶に新しい。高体連から浦和に入団するのは伊藤涼太郎以来、3年ぶり。“浦和のヒデ”として埼スタの新たなアイドルとなるか。
38 DF宮大樹
ヴィッセル神戸→サガン鳥栖「新しい環境でチャレンジしたい」と、鳥栖にやってきた左利きの大型CB。“38番”は、昨季途中に期限付き移籍した水戸でも着用。「名前が宮(みや)なので」と、ユーモアのセンスも抜群だ。
39 FW神谷優太
愛媛FC→柏レイソル山形で生まれ育って以降、東京、青森、湘南、愛媛と、全国各地でサッカーを追い求めてきた男が次の舞台に選んだのは柏。東京五輪出場も見据えた、勝負の1年となる。
40 DF井出敬大
柏レイソルU-18→柏レイソルU-18日本代表への招集歴もある有望株で、左足のロングフィードを武器とするCB。小学生の頃には日立台にも通った生粋のレイソルっ子で、U-15、U-18と両チームで主将を務めている。
41 MF仙頭啓矢
京都サンガ→横浜F・マリノス得点とアシストの双方でチームに貢献できる万能戦士がJ1王者の一員に。「何も持たずに挑戦しにきたわけじゃない」と、強い覚悟をもってプロ4年目のシーズンに挑む。
42 FW藤尾翔太
セレッソ大阪U-18→セレッソ大阪U-16から年代別の日本代表に選ばれているストライカー。すでにU-23チームの一員としてJ3リーグに出場しており、近い将来のトップチームデビューが期待される。
43 DF西尾隆矢
セレッソ大阪U-18→セレッソ大阪各年代別の日本代表の常連メンバーで、昨年行われたU-20ワールドカップ前には、トレーニングパートナーとして日本代表の遠征にも参加した。藤尾と共に将来を嘱望されている。
44 GK六反勇治
清水エスパルス→横浜FC清水からの期限付き移籍で横浜FCに加入。横浜F・マリノス時代に居残り練習をともにした中村俊輔との再会も実現した。オーバートレーニング症候群を乗り越え、再びピッチに立つ。
45 FWレオナルド
アルビレックス新潟→浦和レッズ一昨年は鳥取でJ3得点王、昨年は新潟でJ2得点王。自身初の舞台となるJ1でも、もちろん狙うは得点王だ。その活躍ぶりがチームの成績に直結するポジションだけに、浦和のキーマンとなる。
46 DF田平起也
神戸弘陵学園高等学校→セレッソ大阪
188cmの長身を誇る左利きのセンターバックで、中学時代に在籍した古巣セレッソでプロキャリアをスタートさせる。西川潤と共に、高卒新人での開幕スタメンもあり得る期待のホープだ。
49 FWドウグラス
清水エスパルス→ヴィッセル神戸FUJI XEROX SUPER CUP 2020では、挨拶代わりの先制点をゲット。清水時代と同じ“49番”を背に大暴れの予感が漂う。イニエスタとの“新ホットライン”は、アジアの舞台でも脅威となるか。
50 MF梁勇基
ベガルタ仙台→サガン鳥栖プロデビューから16年を過ごした仙台を離れ、鳥栖入り。「もう1回、新しいチームでフレッシュにやりたい」と、チームで最も大きな“50番”を選択した。今年1月に38歳となったが、チームの精神的支柱としても期待は大きい。
(記事/Foortmedia)
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