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【仙台vs清水プレビュー】ホーム未勝利の仙台とアウェイ白星なしの清水…勝ち点3を手にするのは!?

2020.08.14

[写真]=金田慎平、三浦彩乃

ベガルタ仙台 相性の良さを生かしてホーム戦今季初勝利なるか

【プラス材料】
 なんと言っても前節の勝利が最大のプラス材料。ヴィッセル神戸をアウェイで破り、J1で実に7試合ぶりの勝利を手にした。連戦で多くのメンバーを入れ替えながらも機能的な攻撃を繰り出していたが、結果がついてこなかったことがこれまで不安材料だった。しかし、この勝利をきっかけに大きな自信を得られたことは大きい。

 清水エスパルスとのホームゲームでの相性が良いことも明るい材料だ。昨季の清水との対戦成績は1勝1敗だったが、ホームでは勝利。また、ホームでの清水戦は2014年以降負けなしだ。

 そして、清水に縁のある選手たちの奮起にも期待したい。DF平岡康裕やFW長沢駿は元清水で、MF石原崇兆清水ユース出身。長沢や平岡は昨季のこのカードで得点経験があり、この試合でも活躍が期待できる。

【マイナス材料】
 負傷者が多いことが、最大の悩みどころだ。第8節の横浜F・マリノス戦でダメージを負ったMF松下佳貴やFWジャーメイン良は、前節の神戸戦もベンチ入りできず。今節に間に合うかどうかも微妙だ。守備の要DFシマオ・マテやMF富田晋伍も離脱している。

 攻撃陣が好調な一方で、失点が続いていることが不安材料だ。第2節・湘南ベルマーレ戦を最後に、無失点の試合がない。前節も終盤の猛攻で1点を返された。攻撃的なスタイルの清水を相手に耐えられるか。

 そして、プラス材料でホームでの清水戦の相性の良さを挙げたが、今季についてはここまでホームでの勝利がないことが気がかりだ。勝てていないことがプレッシャーになって、普段どおりのサッカーができなくなることは避けたい。

文:totoONE編集部

清水エスパルス バックアップも万全。総力戦で7年ぶりの白星を目指す

【プラス材料】
 前節・北海道コンサドーレ札幌戦で今季2勝目を挙げ、リーグ戦4試合無敗と調子を上げてきた。相手に退場者が出て数的優位になったとはいえ、セットプレー以外から2点取れたことも好材料だ。それにより自分たちが取り組んでいるサッカーへの信念、このまま突き進むという意識はチーム全体で強化されている。

 また、好調の大きな原動力として、札幌戦でゴールを決めたFWカルリーニョス・ジュニオとMFヘナト・アウグストをはじめ、右サイドバックのDFエウシーニョ、右センターバックのDFヴァウドという4人のブラジル人選手が調子を上げてきたことも大きい。

 さらに、ケガで離脱していたGKネト・ヴォルピはリーグ戦での復帰に近づきつつあり、FWジュニオール・ドゥトラは水曜日のJリーグYBCルヴァンカップ・鹿島アントラーズ戦で好パフォーマンスを見せた。外国籍選手枠の制限もあるが、現在の先発組にトラブルがあった場合のバックアップも整ってきた。

【マイナス材料】
 結果が出始めた中でも失点ゼロの試合はまだなく、守備に関してはまだ十分に安定してきたとは言えない。前節・札幌戦は直接FKからの1失点のみで、その他に決定的なピンチは少なかったが、相手が10人になった影響も大きかった。ワンチャンスから淡泊に失点してしまうという傾向は、メンバーが異なるとはいえ、水曜日のルヴァンカップ・鹿島戦でも見られたので、その不安は継続している。

 また、ブラジル人選手たちの好調さはプラス材料だが、左サイドバックのDFファン・ソッコ含め外国籍選手頼みの傾向はマイナス材料にもなりうる。負けなしの4試合の中で、前線の日本人選手の得点はMF金子翔太のPKによる1点のみ。もしも仙台への長距離遠征で外国籍選手の調子が上がらないなどの問題が生じれば、チーム全体のパフォーマンスにも影響が出てくるだろう。

文:totoONE編集部

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