J1第18節でFC東京とC大阪が対戦した [写真]=J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第18節が行われ、FC東京とセレッソ大阪が対戦した。
現在リーグ戦で2位のC大阪が、3位のFC東京のホームに乗り込んだ一戦。C大阪は前節、5位の鹿島アントラーズにホームで敗れており、上位対決での連敗は避けたいところ。一方のFC東京はアジアチャンピオンズリーグに参加している影響で、上位の中では消化試合が1試合多い。そのため優勝戦線に踏みとどまるべく、前節ベガルタ仙台戦に続き何としてでも勝利が欲しい一戦となった。
互いに堅守を持ち味とする両チームの一戦は非常に引き締まった展開となり、なかなか決定機が生まれない。良いかたちでのシュートが生まれたのは41分、FC東京が相手ペナルティエリア内でFWディエゴ・オリヴェイラがパスを叩くと、最後はペナルティエリア左からDF小川諒也が左足でシュート。しかしこれは枠の左に外れる。
前半は互いにスコアレスで折り返す。
迎えた後半立ち上がり、C大阪は相手ペナルティエリア前でパスを回すと、最後はDF丸橋祐介がペナルティエリア左からシュート。しかしこれは枠の右へ外れ、得点には至らない。
それでもC大阪は徐々にボールを効果的に回し、FC東京に襲いかかる。59分にはペナルティエリア内の混戦からMF清武弘嗣がシュート。これは右ポストを叩くと、この跳ね返りを丸橋が再びシュート。しかしボールはFC東京のGK林彰洋に収まりゴールとはならない。
ピンチが続いたFC東京だが、63分に待望の先制点を挙げる。カウンターからMF安部柊斗が敵陣内を持ち上がると、左で並走していたD・オリヴェイラへパス。ペナルティエリア左へ進入したD・オリヴェイラは、左足でゴール右へ流し込んだ。FC東京が先制に成功する。
勢いづいたFC東京はその4分後、追加点を挙げる。前線へ残っていたDF森重真人が、敵陣深くの左サイドから右足でクロスを供給。ペナルティエリア内でMF内田宅哉と相手DFが競り合うと、そのこぼれ球にいち早く反応した途中出場のFWアダイウトンが右足でゴールへ押し込んだ。FC東京がリードを2点に広げる。なお、FC東京はこれでJ1通算900ゴールを記録した。
2点を追うC大阪は73分、3選手を同時に投入。ロティーナ監督は得点へのカードを切る。
しかしその後もFC東京が鋭いカウンターを見せる展開。C大阪は84分にペナルティエリア内でFW鈴木孝司がボレーシュートを狙うも、上手くボールを捕らえることはできず。
結局試合はこのまま終了。3位FC東京が勝利し、2位C大阪との勝ち点差は1に縮まった。次節、FC東京はアウェイでサガン鳥栖と、セレッソ大阪もアウェイでベガルタ仙台と対戦する。
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By サッカーキング編集部
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