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【仙台vsC大阪プレビュー】本拠地での今季初白星を手にしたい仙台…C大阪は7年間無敗の敵地で連敗脱出へ

2020.09.26

[写真]=金田慎平

ベガルタ仙台 新システムに手応えあり。上位チーム撃破でホーム初勝利を

【プラス材料】
 今のベガルタ仙台にはプラス材料があまり見当たらないのが現状だが、それでも探すとすれば、ここ2試合でスタートから採用している3-4-3にある程度手応えがつかめてきたことだろうか。第17節のFC東京戦は前半に引きすぎてしまったが、前節の横浜F・マリノス戦では9人も先発メンバーを入れ替えながらアグレッシブな戦いぶりから先制するところまでは持っていけた。この手応えを次につなげたいところだ。

 また、前節のメンバー大幅入れ替えによって、DFシマオ・マテやMF浜崎拓磨といった最近先発の続いていた選手たちを休ませることができた。連戦ではこれも好材料だ。

 また、FWアレクサンドレ・ゲデスが前節に今季3点目をマーク。調子を上げていることもプラスとしたい。

【マイナス材料】
 マイナス材料には事欠かない。とうとう5連敗で8試合勝ちなしとなってしまった悪い流れから抜け出せないことが、最大のマイナスだ。勝利どころか勝ち点1も遠い現状を、少しでも好転させられる結果が欲しい。

 ホームで未勝利が続いていることも痛い。前半戦はホームで勝てずに終わってしまった。後半最初のホームゲームである今節は、プレッシャーがかかる中で上位のセレッソ大阪と戦わなければならない。

 そのC大阪との相性の悪さも不安材料だ。2018年以降勝てていない相手で、今季もリーグ戦とJリーグYBCルヴァンカップで1回ずつ対戦し、いずれも敗れている。

文:totoONE編集部

セレッソ大阪 今季公式戦で連勝中の相手を下し、2位の座を守れるか

【プラス材料】
 第17節の鹿島アントラーズ戦で3試合ぶりにMF藤田直之が戦列に復帰し、前節のFC東京戦ではフル出場を果たした。セレッソ大阪の勝利のカギを握るボランチであるため、ピッチに戻ってきたのは大きい。

 ベガルタ仙台とのリーグ戦の通算対戦成績は6勝9分4敗と、わずかながら勝ち越している。今季も本拠地『ヤンマースタジアム長居』で行われた第12節に2-1で勝利している。その試合ではほとんどチャンスを与えず、相手攻撃陣を封じることに成功した。その再現を敵地で狙いたい。

 また、仙台とのアウェイゲームでは2012年11月から6試合負けなし(2勝4分)。今季はJリーグYBCルヴァンカップのグループステージで対戦した際に『ユアテックスタジアム仙台』で戦っており、その時は主力選手を温存しながら3-0の快勝を収めている。良いイメージが残っている場所で勝利を収めて、連敗を止めたいところだ。

【マイナス材料】
 第17節の鹿島戦、前節のFC東京戦に敗れ、今季初の連敗を喫した。首位に立つ川崎フロンターレとの勝ち点差が「11」に開き、3位・FC東京との勝ち点差はわずか「1」となっている。今節の仙台戦で勝ち点3をモノにできなければ、3位転落も十分にあり得る。

 連敗した鹿島戦とFC東京戦ではチャンスをモノにできず、黒星を喫してしまった。このまま上位に踏みとどまるためには、決定機を決めきる必要がある。連勝中に好調だった攻撃陣の活躍が求められる。

文:totoONE編集部

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