G大阪、FWアデミウソンに謹慎処分…練習に向かう道中で酒気帯び運転、接触事故

　ガンバ大阪は26日、同クラブに所属するFWアデミウソンが道路交通法違反の容疑で任意捜査されるという事案が発生したことをクラブ公式サイトで発表した。

　アデミウソンは25日の8時35分頃に大阪府茨木市内（近畿自動車道内）を運転中に左前側ボディーを走行車線の自動車と接触。しかし、同選手は自動車との接触とは認識せずにクラブハウスへ10時から行われるチームトレーニングに向かったという。

　トレーニング終了後の11時30分頃にクラブハウスで大阪府警察本部交通部の高速道路交通警察隊から任意同行を求められ、吹田分駐所にて事情聴取を約4時間受けた。さらに、合わせて行われたアルコール検査の結果、同選手から基準値を超えるアルコールが検出。その後、同クラブにて17時から約1時間、本人に事故についての詳細を確認したと経緯について明らかにした。なお、接触した自動車に乗っている方、アデミウソン双方は現時点でケガしていないことも発表した。

　酒気帯び運転、報告義務違反を受けG大阪はアデミウソンに謹慎処分（クラブハウスへの立入禁止）を下したことを発表。捜査終了後に処分を決定するとして、本日16時から記者会見を行うことを明らかにしている。

　G大阪は、「弊クラブに所属するアデミウソン選手が道路交通法違反の容疑で任意捜査されるという事案が発生いたしました。まず、今回の事故で被害にあわれた方に対して深くお詫び申し上げます。またガンバ大阪へご支援・ご声援頂いている多くのファン・サポーターの皆様やパートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、そしてJリーグならびにサッカー関係者の方々にはご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。現時点で判明している事案の概要は以下の通りです。弊クラブとして、今回の事態を厳粛に受け止め、所属選手の服務規律の遵守およびコンプライアンスに関する意識を徹底いたします」と謝罪した。