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【G大阪vs札幌プレビュー】無敗記録の継続に挑むG大阪…ホーム戦2連勝の札幌は敵地でも本領発揮できるか

2020.10.31

[写真]=CORACAO 齊藤友也、Noriko NAGANO

ガンバ大阪 安定したパフォーマンスが結果に直結。この勢いを継続したいが

【プラス材料】
 前節の柏レイソル戦は2-1で勝利。不敗記録を「9」に伸ばし、2位に躍り出た。前半戦の同カードで完敗を喫した相手から奪った勝ち点3は、いろいろな意味でチームに自信を与えたことだろう。

 中でもDF三浦弦太とDF昌子源が不在の中、DFキム・ヨングォンとセンターバックを組んだDF菅沼駿哉が安定感抜群のパフォーマンスを示したのは好材料。今季はケガもあって戦列を離れていた時間が長く続いた菅沼だが、経験値の高さもあってだろう。1失点こそ喫したものの、ダブルボランチともうまく連携し、得点ランキング首位を走るFWオルンガにほとんど仕事をさせなかった。

 そのことに代表されるように、誰がピッチに立ってもチームとしての戦いが大崩れすることなく、一定のパフォーマンスを示せていることが今の結果にもつながっている。継続したい。

【マイナス材料】
 今週頭に飛び込んできたFWアデミウソンが道路交通法違反の容疑で任意捜査されたというニュースはチームにも大きな衝撃を与えた。前節の柏戦で決勝ゴールを挙げて勝利の立役者となるなど、チームの好調を支えたひとりだっただけに残念極まりない。チームの勢いに水を差さなければいいが……。

 ケガ人の状況は相変わらず明らかにされていない。ただ、直近のJ3の試合はガンバ大阪U-23の主力として戦っているメンバーの多くが不在で、それはトップチームへの練習参加を意味している。そのことから、かねてより離脱している三浦、昌子、DF藤春廣輝以外にも戦列を離れている選手は多そうだ。選手層のところでやや不安な状態での戦いを強いられることだろう。

 昨季のホームでの北海道コンサドーレ札幌戦は役者が揃って得点を決め、5-0と圧勝した。その再現となるか。

文:totoONE編集部

北海道コンサドーレ札幌 2連勝の勢いそのままに敵地でも勝ち点獲得を狙う

【プラス材料】
 現在、2連勝中。それもクリーンシートでの2連勝とあって、チームに勢いが生まれつつある状況だ。今季から採用しているマンツーマンディフェンスを使うところ、使わずに引いて守るところ、この使い分けが試合を重ねるごとに意思統一されてきており、この2試合ではそれが非常に安定していた。今回の試合でもさらに安定感が増すと予想できる。

 そして、今節は前節の横浜FC戦で出場停止だったDFキム・ミンテが復帰する。身体能力が高い同選手が戻ってくることで、相手の組織力だけでなく個の力にも対応することができるため、心強い。

 今節のガンバ大阪戦はアウェイゲームではあるが、前節から1週間空いているため、しっかりとしたコンディションで挑むことができるのも大きい。力が試される一戦だ。

【マイナス材料】
 チームはここから3試合連続でアウェイゲームとなる。2連勝はホームゲームでの達成だったため、力が試されることだろう。

 懸念材料となるのは、ここ最近はスタメンが次第に固まってきているという部分か。夏場あたりまではかなり流動的なメンバー選考も見られたが、ここに来て先発出場する選手がおおよそ決まってきている。今節のG大阪戦の後には中2日で強敵・川崎フロンターレとの対戦を控えており、今回の試合も含めたマネジメントが必要となる中、主力と控えが明確に分けられつつある状況は必ずしも好ましいとは言えない。

 他の選手の台頭も欲しいところだが、基本的には主力選手が疲労を蓄積しながら戦っている状況でもあるため、ここが踏ん張りどころでもある。

文:totoONE編集部

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