ジュニオール・ドゥトラら6選手が契約満了 [写真]=清原茂樹
清水エスパルスは13日、FWジュニオール・ドゥトラ、FW平墳迅、DF伊藤研太、MF六平光成、DF金井貢史、GKネト・ヴォルピと来季の契約を締結せず、今季をもって契約満了とすることを発表した。
ジュニオール・ドゥトラは1988年4月25日生まれの32歳。母国ブラジルのクラブやスポルティング・ロケレン、アル・ナスルなどでプレーした経験を持っている。過去には京都サンガF.C.や鹿島アントラーズにも所属していた。昨年7月に清水へ加入すると、明治安田生命J1リーグ後半戦では12試合に出場し1ゴールを挙げた。今季はここまで明治安田生命J1リーグ19試合出場5得点を記録している。
平墳は1999年5月19日生まれの21歳。清水ユース出身で、2018年にトップチームへ昇格した。今季途中には藤枝MYFCへ育成型期限付き移籍。12日に藤枝との期限付き移籍期間が満了となったことも発表されていた。これまで明治安田生命J1リーグでは出場機会を得られておらず、リーグカップでは通算3試合に出場している。
伊藤は1999年5月12日生まれの21歳。清水ユースを経て、2018年にトップチームへ昇格した。しかし、トップチームでは出場機会の確保に苦しみ、これまでに明治安田生命J1リーグでは出場機会を得られず。リーグカップ通算3試合の出場にとどまっていた。
六平は前橋育英高校、中央大学を経て2013年に清水へ加入した。初年度はJ1リーグ7試合の出場にとどまったが、翌シーズンから定位置を確保。2014シーズンはキャリアハイとなる32試合に出場し1得点を挙げた。今季の明治安田生命J1リーグではここまで14試合に出場している。
金井は1990年2月5日生まれの現在30歳。横浜F・マリノスのジュニアユース、ユースを経て2008年にトップチームへ昇格した。その後はサガン鳥栖、ジェフユナイテッド千葉でプレーし、2016年に横浜FMへ再加入。名古屋グランパス、鳥栖を渡り歩き、今シーズンから清水へ加入した。今季の明治安田生命J1リーグではここまで13試合に出場し2ゴールを挙げている。
ネト・ヴォルピは1992年8月1日生まれの現在28歳。母国ブラジルやコロンビアのクラブでプレーした後、今年清水へ加入した。今季の明治安田生命J1リーグでは1試合でゴールマウスを守っていた。
契約満了に伴い、6選手は清水のクラブ公式HPで以下のようにコメントを残している。
◼︎ジュニオール・ドゥトラ
「清水エスパルスの選手として最後の1週間になります。感謝の気持ちしかありません。初日から選手たち、スタッフ、社長、強化部、洗濯してくれる人たち、バスの運転手、清水エスパルスファミリーの全ての方々、そしてもちろんサポーターの皆さんが温かく迎えてくれました。清水エスパルスでのサイクルは間もなく終わりますが、たくさんの友達ができましたし、エスパルスサポーターの愛情を沢山感じました。これからも清水エスパルスの活躍を成長を祈ってます。清水エスパルスはずっと自分の心の中に残っています。ありがとうございました。ブラジリアン侍」
◼︎平墳迅
「静岡での6年間、幸せな時間でした。チームに貢献することができず、悔しい気持ちでいっぱいですが、これからも自分らしく、がむしゃらに突っ走ろうと思います。応援ありがとうございました」
◼︎伊藤研太
「この度、清水エスパルスを退団することになりました。ユースを含めエスパルスで過ごしたこの6年間は自分にとって、かけがえのない時間でした。熱い声援を送ってくださったサポーターの皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。自分は、まだまだ現役でサッカーを続けたいと思っているので、新たに成長した自分を見せられるように日々精神して頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」
◼︎六平光成
「8年間お世話になりました。大学生の時からずっとお世話になり、たくさんの監督やスタッフ、選手、そして自分を応援してくれる人に出会うことができ、プロとして育ててもらいました!この出会いをこれからも大切にしていき、次は敵としてアイスタで試合をできるのを楽しみに頑張っていきたいと思います!長い間ありがとうございました!」
◼︎金井貢史
「1年という短い期間でしたが、お世話になりました。チームになかなか貢献出来ずに申し訳ない気持ちでいっぱいです。僕自身もっともっとレベルアップし、皆様に“頑張ってるな、いい選手だな”と思ってもらえるように頑張っていきたいと思います!残り2試合、清水エスパルスの為に全力で戦わせて下さい。本当にありがとうございました!」
◼︎ネト・ヴォルピ
「日本での生活は自分の人生で素晴らしい経験でした。素晴らしい人々に出会いましたし、そして競争力のあるリーグに来れて非常に良かったです。この素晴らしいリーグでまたプレーしたいです。ありがとう清水エスパルス」
By サッカーキング編集部
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