J1第20節で徳島と横浜FMが対戦した [写真]=J.LEAGUE
27日に明治安田生命J1リーグ第20節が行われ、徳島ヴォルティスと横浜F・マリノスが対戦した。
前節、FC東京を相手に黒星を喫した徳島は、現在リーグ戦4試合未勝利。J2降格圏の17位ガンバ大阪とは勝ち点差「5」に迫られており、5試合ぶりの勝利を目指す一戦となった。一方、現在2位につける横浜FMは、前節サガン鳥栖との上位対決に勝利。今月からアンジェ・ポステコグルー監督に代わってチームを指揮する松永英機監督の下、リーグ戦4連勝を狙う。
最初の決定機は横浜FMだった。10分、敵陣ゴール前でパスを繋ぐと、ペナルティエリア中央でボールを受けたDF小池龍太が前方右でラストパス。これをFWエウベルが右足ダイレクトでシュートを放つが、徳島のGK上福元直人がゴールを許さない。26分にはエウベルからのスルーパスを受けたFWオナイウ阿道が敵陣ペナルティエリア右からシュート。しかしボールは相手DFに当たり、枠の左へと外れる。
それでも、このプレーで得た左CKで横浜FMが先制する。MFマルコス・ジュニオールがファーサイドへ対空時間の長いボールを供給すると、DF畠中槙之輔が頭で中央で折り返す。するとこれを徳島のMF杉森考起がクリアするが、そのクリアボールがMF岸本武流に直撃しゴールへ収まった。横浜FMが相手のオウンゴールで先制する。
反撃したい徳島は44分、敵陣ペナルティエリア手前左でボールを持ったMFクリスティアン・バトッキオが右足でミドルシュートを放つが、ボールは枠を捉えられない。前半は0-1と横浜FMが1点リードで折り返す。
迎えた後半は互いに一進一退の攻防。なかなか決定的なチャンスは生まれず時間が経過していく。75分には横浜FMの最終ラインに抜け出した徳島のFW垣田裕暉がGK高丘陽平と対峙するが、後方へ戻った畠中がシュートをブロックし同点弾を許さない。
横浜FMは85分、敵陣中央右サイドのFKからMF水沼宏太が鋭いクロスを供給すると、FWレオ・セアラがヘディングシュート。しかしボールは枠の上へと外れ追加点には至らない。
試合終了間際は同点を目指す徳島がDFカカを前線へ上げるパワープレーを見せるが、横浜FMは粘り強い守備で得点を許さず。
そして結局試合は0-1で終了。勝利した横浜FMは今シーズン2度目のリーグ戦4連勝を手にした。一方の徳島はこれでリーグ戦5試合未勝利となっている。
【得点者】
0-1 27分 オウンゴール(横浜・マリノス)
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By サッカーキング編集部
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