徳島、湘南戦で問題行為のサポーターを無期限入場禁止に「決して許すことのできない行為」

　徳島ヴォルティスは1日、11月27日に『レモンガススタジアム平塚』にて開催された明治安田生命J1リーグ第37節・湘南ベルマーレ戦において、試合後に行われた湘南のセレモニー中に徳島サポーターが起こした問題行為に対する処分をクラブ公式サイトで発表した。

　クラブ公式サイトの発表は、以下のとおり。

「11月27日（土）レモンガススタジアム平塚にて開催されました、明治安田生命J1リーグ第37節湘南ベルマーレ戦において、試合後の湘南ベルマーレ様のセレモニー中に、徳島ヴォルティスサポーターによる『Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン』に抵触するとともに、あまりにも敬意を欠いた不適切な発言がありました」

「当該行為をおこなったサポーターに対して、事実確認と処分内容の通告をおこないましたのでご報告いたします」

「湘南ベルマーレのファン・サポーターの皆さま、株式会社湘南ベルマーレ様、関係者の皆さまをはじめ、多くの皆さまに不快な思いをさせ、多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます」

【行為者への処分について】
■行為
「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に抵触するとともに、敬意を欠いた発言
■対象者
1名
■処分内容
入場禁止（無期限）
※Jリーグや日本サッカー協会、その他Jクラブが主管する全ての試合への入場を禁止といたします。
★今回の行為者は応援団体登録を受理しているサポーター団体の登録者ではありません

【代表取締役社長　岸田一宏氏　コメント】
「本日、11月27日の明治安田生命J1リーグ第37節湘南ベルマーレ戦にて『Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン』に抵触するとともに、あまりにも敬意を欠いた不適切な発言をおこなった行為者への処分をご報告いたしました。この事象によりご不快な思いや多大なるご迷惑をおかけした湘南ベルマーレのファン・サポーターの皆さま、株式会社湘南ベルマーレ様、関係者の皆さまをはじめ、湘南ベルマーレに関わる全ての皆さまに対してあらためて心より深くお詫び申し上げます。そして、Jリーグを応援いただいております全ての皆さま、全ての関係者の皆さまに心より謝罪を申し上げます」

「ファン・サポーターをはじめとする多くの皆さまは、コロナ禍で生じた様々な制限や我慢の中でも『新しい観戦様式』に基づいてルールやマナーを守った上で観戦をしていただいております。そのような中で発生した今回の行為は誠に遺憾でなりません。クラブとして、一部の心無きサポーターが引き起こした本事象は決して許すことのできない行為であると重く受け止め、無期限の入場禁止という厳正な対応をさせていただきました」

「徳島ヴォルティスではこの度の事象を厳粛に受け止め、観戦マナーや観戦ルール（ヤジ・暴言含む）、 Jリーグ禁止事項（ホーム・アウェイに関わらず）などを遵守いただけない方には厳格な対応で臨み、今後の再発防止に向けて管理・監視の徹底を図ってまいります。何卒、ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます」