岸本武流が清水に完全移籍 [写真]=Getty Images
MF岸本武流が、徳島ヴォルティスから清水エスパルスへ完全移籍で加入した。25日に両クラブが発表している。
現在24歳の岸本は、セレッソ大阪の育成組織出身で、2016年にトップチーム昇格。2019年に同クラブから徳島へと期限付き移籍し、2020シーズンより徳島に完全移籍加入していた。
徳島では1年目から主力として活躍し、2年目は明治安田生命J2リーグ優勝に貢献。今季は明治安田生命J1リーグの36試合に出場して5得点を記録した。
岸本は加入に際し、清水のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「このたび、徳島ヴォルティスより完全移籍で清水エスパルスに加入することになりました岸本武流です。歴史ある清水エスパルスというクラブで名を残せるように全力で頑張りたいと思います。エスパルスサポーターの皆さんがつくり出すあの雰囲気の中で、プレーできることを楽しみにしています。応援よろしくお願いします!」
また、退団する徳島のクラブ公式サイトでは次のようにコメントし、クラブへの感謝を綴った。
「このたび、清水エスパルスへ移籍することになりました。徳島ヴォルティスに来てから3シーズンを過ごさせていただき、僕自身大きく成長することができました。とても濃い3年だったと思います」
「1年目はフォワードからサイドバックにコンバートし、シーズンの最後には大怪我をしてJ1昇格を逃しました。2年目は怪我からシーズンが始まり、開幕直後にはコロナもやってきて戸惑いもありましたが、チームが一つになり、J1昇格を達成することができました。そして3年目は副キャプテンになり、強い責任感をもって初めてのJ1リーグでの戦いに挑みました。監督が合流できない中でチームは試行錯誤をしながら戦いました。結果としてJ1残留を達成することはできませんでしたが、最後まで自分の全てを出し切ったと自信をもって言えます」
「来シーズンから移籍することになりましたが、僕のサッカー人生において徳島ヴォルティスでプレーできたことは一生の誇りです。Love Vortisです。本当にありがとうございました」
By サッカーキング編集部
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