浦和戦で劇的な同点ゴールを挙げた槙野智章 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
ヴィッセル神戸に所属するDF槙野智章が、23日に行われた明治安田生命J1リーグ第9節浦和レッズ戦を振り返った。
2012年から10シーズンにわたって浦和でプレーした槙野は、今冬神戸に加入。浦和戦で開幕2試合連続となるスタメン出場を果たすと、1-2で迎えた87分にアンドレス・イニエスタのクロスを頭で押し込み同点ゴールを記録。土壇場での勝ち点「1」獲得に貢献した。
古巣戦でゴールを記録した槙野は試合後、「たくさんチャンスありましたし、自分もチャンスがあれば中に入っていこうと思っていました。アンドレス選手から非常に良いボールが来たので、後は決めるだけだったと思います」と得点シーンを振り返ってコメント。続けて次のように語り、凱旋の感慨にひたった。
「勝ち点3を取りに行くと意気込んでこのスタジアムにやって来ましたし、慣れ親しんだスタジアム、よく知っている仲間とよく知っているサポーターの前で元気な姿を見せることができました」
「街並み見ても、やっぱりすごい好きな街だなと思いましたし、バスで入る時もずっと外を見ていました。今か今かとスケジュールを逆算しながら、この日を待ち遠しく待っていました。とにかく楽しみな一戦だったので、ゴールもそうですし、ピッチに立ってる姿を見せれたことが良かったと思います」
試合後には浦和を率いるリカルド・ロドリゲス監督と言葉を交わした槙野。「リカルドとはね、ずっとふざけて『フォワード、ストライカー』と言われてきてますので、『今日も(ゴール前に)嫌な入り方をした、やっぱりお前はストライカーだ』と言われました」と会話の内容を明かし、「今後の浦和レッズの幸運を祈っていますし、僕らもレッズに負けないくらいの力強さを見せて、優勝に向けて頑張りたいなと思います」と古巣にエールを送った。
次戦は26日に行われるホーム開幕戦のアビスパ福岡戦。「勝ち点1しか取れなかったことは非常に残念に思っていますけど、次、また中2日ホームでありますので、次に向けてしっかり準備したいと思います。まだ勝利ないので、しっかりと勝ち点3を取れるように頑張ります」と次戦への意気込みを示した。
By サッカーキング編集部
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