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【C大阪vs京都プレビュー】ホーム開幕戦で好成績を残すC大阪…京都は12年ぶりのJ1連勝を飾れるか

2022.02.26

[写真]=森優斗、清原茂樹

セレッソ大阪

【プラス材料】
 敵地での“大阪ダービー”となった水曜日のJリーグYBCルヴァンカップに競り勝ち、チームに勢いを与える1勝を挙げた。開幕戦から先発10人を入れ替えた中、新加入のMF中原輝、MF鈴木徳真、FW上門知樹らが先発出場。中原と上門は得点を挙げるなど印象深い活躍を見せた。

 また、明るい話題をもたらしているのが2種登録のFW北野颯太だ。横浜F・マリノスとの開幕戦で途中出場し、ガンバ大阪戦では先発の座を奪取。何度もチャンスに絡み、チームに新風を吹き込んでいる。

 2009年以降、ホーム開幕戦は13試合して8勝4分1敗と強さを発揮。今節もその勢いのままリーグ戦初勝利を挙げたい。

【マイナス材料】
 勝利を目指すうえでカギを握るのが守備の改善だろう。横浜FM戦、G大阪戦ともに2失点を喫しており、今節こそ完封を達成したい。小菊昭雄監督が強調する守備の規律を徹底しつつ、全員にハードワークが求められる。

 また、自分たちの時間をどれだけ長く作れるか。横浜FM戦は引き分けたが、ボール支配率やシュート数で圧倒され、我慢の時間が続いた。ボールを握って相手を押し込むには「一人ひとりのポジションなどを修正しないといけない」(MF清武弘嗣)。

 より攻撃的なスタイルを目指す今季を占う意味でも、しっかり成果を残したい一戦となる。

文:totoONE編集部

京都サンガF.C.

【プラス材料】
 開幕戦で昨季の天皇杯王者である浦和レッズを撃破。ハイプレスが軸となるチーム戦術やJ1デビューとなる多くの主力選手たちが、J1の舞台でも通用することを示せたのは今後への自信となるだろう。

 守備陣はGK上福元直人とセンターバックのDFメンデス、DFアピアタウィア久がいずれも今季からの新加入選手で、戦術理解や連係面を不安視されたが、こちらも開幕戦の完封勝利に貢献するなど実力を示している。

 DF麻田将吾の左サイドバック起用も含めて、指揮官の選手起用が結果を出したと言える。

【マイナス材料】
 攻撃陣に負傷者が複数いる。FW山﨑凌吾とFWイスマイラはリーグ開幕戦とJリーグYBCルヴァンカップ開幕戦をいずれも欠場。FW大前元紀も浦和戦の終盤に負傷し、試合後は担架に乗ってピッチを後にしている。

 前線と中盤の両方をこなせるキャプテンのMF松田天馬も、中盤の選手層が薄い状況を考えれば、インサイドハーフに専念させたいところ。3トップのバックアッパーが少し心許ない。

 ルヴァンカップで活躍した若手選手たちで穴を埋められればいいが……。

文:totoONE編集部

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