Jリーグは28日、同日に開催した理事会において、「コバルトーレ女川」、「東京23FC」、「高知ユナイテッドSC」、「沖縄SV」を「Jリーグ百年構想クラブ」として認定したことを発表した。
▼ 認定された4クラブ(所属)<ホームタウン>
・コバルトーレ女川(東北社会人サッカーリーグ1部)<女川町>
・東京23FC(関東サッカーリーグ1部)<江戸川区>
・高知ユナイテッドSC(JFL)<高知市を中心とする全県>
・沖縄SV(九州サッカーリーグ)<豊見城市、うるま市、沖縄市を中心とする全県>
同じく申請クラブのひとつ「おこしやす京都AC」については、普及活動に関して条件が未充足であると判断されたため、認定には至らず、併せて財務状況とガバナンス体制にも課題が挙げられたとのこと。なお、クラブが申請内容を大きく変更して再申請する意向を示し、同日付で新たな申請を受理したため、審査を継続し、今後、改めて書類審査、ヒアリング審査などを経て、5月末までの理事会にて審査結果を決議する予定となっている。
また、JFL規律委員会による調査の結果、懲罰の対象となりうる行為が発覚し、適切ではないと考えられる金銭のやり取りなど、クラブのガバナンス体制に不備があると判断しうる複数の事情が認められた鈴鹿ポイントゲッターズに関しては、Jリーグ百年構想クラブ規程第7条第1項第1号に定める「Jリーグの目的に反する行為」と判断すべきとの結論に至ったため、「Jリーグ百年構想クラブ」から解除条件付きの資格停止とすることも併せて発表した。
鈴鹿は今後、2022年6月のJ3ライセンス申請期限までに、「ガバナンス体制の改善」と、「ステークホルダーからの支援継続」という条件をクリアできれば、Jリーグ百年構想クラブの資格停止を解除することが可能となる。
▼ 現在のJリーグ百年構想クラブ
ラインメール青森(JFL)
栃木シティフットボールクラブ(関東リーグ1部)
VONDS市原(関東リーグ1部)
南葛SC(関東リーグ1部)
クリアソン新宿(JFL)
ヴィアティン三重(JFL)
鈴鹿ポイントゲッターズ(JFL)
FC大阪(JFL)
奈良クラブ(JFL)
ヴェルスパ大分(JFL)
By サッカーキング編集部
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