[写真]=J.LEAGUE
■ジュビロ磐田
【プラス材料】
前節の京都サンガF.C.戦に4-1で快勝し、今季初勝利を挙げて連勝を狙う。
ガンバ大阪とのリーグ戦での対戦成績は24勝7分19敗と分がいい。
ジュビロ磐田への加入後、初の古巣対決となるMF遠藤保仁は開幕から3試合連続でスタメンに入り、攻撃の司令塔を担う。右足のケガで出遅れていたMF山田大記も京都戦で途中出場し、4点目をアシストして復活を印象づけた。京都戦で今季リーグ戦初スタメンをつかんだFW大津祐樹も初得点を決めて好調を維持する。
【マイナス材料】
京都戦はDF山本義道を出場停止で欠き、守備にやや安定感を欠いた。開幕から続くカウンターを受けた時の失点をどう防ぐかがポイントになるだろう。
1トップでの出場が濃厚で、開幕からまだ無得点のFW杉本健勇の決定力が勝敗の行方を左右しそうだ。京都戦でも前線でのポストプレーなど、くさびとしての働きは機能しているのでなんとか初ゴールが欲しいところ。
MFドゥドゥとDFリカルド・グラッサの新外国人の合流遅れも痛い。
文:totoONE編集部
■ガンバ大阪
【プラス材料】
前節の川崎フロンターレ戦は試合終了間際に失点して勝ち点3を逃したが、1週間のインターバルで気持ちの切り替えはしっかりできた。
その川崎F戦でリーグ戦初先発を飾ったMF齊藤未月が中盤の汗かき役として早々にフィットしているのはプラス材料。それによってチーム全体の重心がより前にかかるようになり、攻撃の回数も増えている。
また、3試合で2得点と好調のMF小野瀬康介は3年前の対戦でガンバ大阪唯一のゴールを決めている。その時の再現なるか。
【マイナス材料】
FW宇佐美貴史の右アキレス腱断裂が発表された。開幕から不可欠な役割を果たしていたエースの痛すぎる長期離脱がどう響くか。逆にチーム内で高まっている「不在の宇佐美の分も」という気運をプラスに転じたい。
直近で言うとJリーグYBCルヴァンカップの大分トリニータ戦のFW長沢駿ではないが、なぜか元G大阪の選手にゴールを許すことが多い。対戦相手のジュビロ磐田にはMF遠藤保仁、MF大森晃太郎、MF鈴木雄斗と元G大阪の選手が3名もいる。しかも、いずれも好調を維持しているだけに注意したい。
文:totoONE編集部