J1第5節で広島と川崎Fが対戦した [写真]=J.LEAGUE
19日に明治安田生命J1リーグ第5節が行われ、サンフレッチェ広島と川崎フロンターレが対戦した。
雨が降り頻る中での一戦は序盤、川崎FがFWレアンドロ・ダミアンのシュートで広島のゴールを脅かすも、徐々に広島も反撃。MF浅野雄也やMF藤井智也がシュートを放ちペースを掴むと、15分にはFW満田誠がボレーシュートを放つ。しかし、ボールは惜しくもボールラインを割ることができない。
その後は一進一退の攻防を見せるも互いに決定機にまでには至らず、試合は0-0のスコアでハーフタイムとなる。
迎えた後半、ホームの広島は前半から引き続き、川崎Fのビルドアップに対して高い位置からアグレッシブにプレッシャーをかけ主導権を渡さない。逆に川崎Fの御株を奪う連携を見せると、61分には満田がシュート。しかし、川崎Fとしても身体を張ったブロックで必死のディフェンスを見せる。
そして73分、ついに均衡が破れた。川崎Fが左CKを獲得すると、キッカーは途中出場のMF大島僚太。右足インスイングのボールがゴール前へと送られ、DF谷口彰悟と競り合ったDF野上結貴がたまらずオウンゴール。アウェイの川崎Fが先制に成功する。
1点を追いかける展開となった広島はFW鮎川峻らを投入しゴールを目指すが、川崎Fも組織的な守備で跳ね返していく。逆に84分、川崎FのFW宮城天が決定機を迎えるも、これは広島のGK林卓人がセーブ。
それでも89分、川崎Fは相手ゴール前でパスを回すと、FW知念慶がシュート。これは林に防がれるも、こぼれ球をDF山根視来が押し込んだ。川崎Fのリードは2点となる。
結局試合は0-2で終了し、アウェイの川崎Fが2連勝を収めた。一方、王者を相手にホームで善戦を見せた広島だが、今シーズンのリーグ戦未勝利が続いている。
【得点者】
0-1 73分 オウンゴール(川崎F)
0-2 89分 山根視来(川崎F)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト