5日間活動停止の京都、29日からトップチーム活動の再開を発表

　京都サンガF.C.は28日、トップチームの活動を再開することを発表した。

　23日から3日連続で新型コロナウイルス陽性者が判明するなど、トップチーム選手8名とスタッフ6名が陽性診断を受けた影響で5日間、チーム活動を停止していた京都。今回の発表によると、28日にPCR検査を受けたトップチーム関係者39名全員が陰性判定を受けたことに伴い、同日陰性判定を受けたメンバーで29日からチーム活動を再開するという。

　感染拡大防止のため、26日に開催が予定されていたJリーグYBCルヴァンカップ・グループC第3節北海道コンサドーレ札幌戦が延期されたこと受け、京都は「北海道コンサドーレ札幌の関係者の皆様、日頃より京都サンガF.C.を支えてくださっている皆様へは、多大なご心配とご迷惑をお掛けして、誠に申し訳ございませんでした」とコメントしている。

　チームは活動再開にあたり、全選手、全クラブスタッフを対象に毎日の検温と健康状態の確認など、新型コロナウイルス感染防止に向けた取り組みを徹底し、改めて感染症対策を厳格に運用していく。なお、現在隔離療養中のチーム関係者は、管轄保健所やチームドクターからの指導を踏まえた上で復帰プロセスを策定する。クラブでのサポートを行いながら、必要な検査等を経た上で、随時チーム活動へ合流する見通しだ。

　京都はクラブ公式サイトを通じ、「全選手、全クラブスタッフを対象に継続的に行っている新型コロナウイルス感染防止に向けた取り組みを、引き続き徹底してまいります。また、ファン・サポーターの皆様、お取引先様、選手及びクラブスタッフならびにそのご家族、その他クラブに関係する皆様の健康維持を最優先に考え、引き続き、政府や京都府、Jリーグの方針およびガイドラインに基づき、新型コロナウイルス感染症対策に努めてまいります」と声明を発表している。