レンタルでGKをトレード！　馬渡洋樹が湘南へ、堀田大暉が岡山へ

　湘南ベルマーレは31日、ファジアーノ岡山からGK馬渡洋樹が期限付き移籍で加入することを発表。また、GK堀田大暉が岡山へと期限付き移籍をすることも発表した。両選手の移籍期間は2022年4月1日から2023年1月31日までで、期間中に所属元と対戦するすべての公式戦に出場することができない。

　馬渡は1994年生まれの現在27歳。東福岡高校、鹿屋体育大学を経て、2017年に愛媛FCに加入した。その後、川崎フロンターレでのプレーを経て、2020年から岡山でプレーしている。今シーズンはここまで出場機会はなかった。

　期限付き移籍が決定した馬渡は湘南のクラブ公式サイトで「初めまして！ファジアーノ岡山から来ました馬渡洋樹です。シーズン途中の加入となりますが、1日でも早く顔と名前を覚えてもらえるように精一杯頑張ります！応援をよろしくお願いいたします」と意気込みのコメントをした。

　また、岡山のクラブ公式サイトでは「このたび、湘南ベルマーレに期限付き移籍することになりました。シーズンが始まってこの時期に移籍すること、コロナ禍でファン、サポーターの方々とお会いする機会が少なく、挨拶もできずに移籍することを申し訳なく思っています。岡山に来てちょうど2年、試合に絡むことがあまりできず苦しい時期が続きましたが、チーム関係者やチームメイトに支えてもらいながら自分がやるべきことは精一杯やってきたつもりです。ファジアーノ岡山の今年の目標を一員として一緒に達成することはできなくなりましたが、目標達成することを心より祈っています！僕も成長してこの移籍をしてよかったなと思えるように、一生懸命頑張りたいと思います！2年間本当にありがとうございました！行ってきます！」とコメントしている。

　堀田は1994年生まれの現在27歳。ベガルタ仙台ユース、東海大学を経て、2018年に福島ユナイテッドFCに加入し、2020年に湘南に移籍した。同年6月から7月にかけてはツエーゲン金沢への期限付き移籍も経験。今シーズンはここまで出場機会はなかった。

　堀田は湘南のクラブ公式サイトで「この度、ファジアーノ岡山に期限付き移籍することになりました。J1でチャレンジする機会をいただいた湘南ベルマーレといつも温かく支えてくれたファン、サポーターの方々に、活躍して勝利をもたらす形で恩を返せないままチームを離れることになり、とても悔しいです。ただ、この悔しさをファジアーノ岡山で成長の糧として、日々全力でひたむきに取り組み、またいつか湘南ベルマーレで活躍して恩を返せる選手になるために頑張ってきます」とコメントした。

　そして、加入する岡山のクラブ公式サイトでは「このたび、湘南ベルマーレから期限付き移籍で加入することになりました。オファーをいただいたファジアーノ岡山への感謝の気持ちを忘れず、チームの目標であるJ1昇格を達成するために、そしてシティライトスタジアムでファン、サポーターの方々に活躍する姿をお見せするために、日々の練習からひたむきに取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします！」と意気込んだ。