愛媛が天皇杯予選決勝の辞退を発表…新型コロナ感染者が多数確認

　愛媛FCは6日、トップチーム選手2名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことと、愛媛県サッカー選手権大会決勝の出場辞退を発表した。

　5日にもトップチーム選手2名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことを発表していた愛媛は6日、トップチーム選手2名が5日に発熱し、翌日PCR検査を行い、両名とも陽性と判定されたことを発表。現在、両名は保健所の指導のもと、療養しているという。

　また、6日現在でその他トップチームに関わるスタッフ・選手について、同日抗原検査を実施したところ、その他複数名に陽性疑いが出たため、現在検査中となっていることを明らかにしている。

　これを受け愛媛は同日、8日に開催される予定の「2022愛媛県サッカー選手権大会～天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会代表決定戦～」愛媛FCvsFC今治の試合を辞退することを発表した。

　愛媛はクラブ公式サイトを通じ、「トップチーム内で新型コロナウイルス感染者が多数確認された事をうけて、運営に関わる関係者、両クラブ選手、スタッフの安全を第一に考え、感染拡大を阻止する事を選び、結果、弊クラブは同大会を辞退する事にいたしましたのでお知らせいたします」と声明を発表。なお、天皇杯出場チーム決定期限が5月8日で代替試合の開催ができないため、両チーム確認のうえ、今治が愛媛県代表として天皇杯へ出場することも発表している。