東京ヴェルディは13日、堀孝史監督(左)退任と城福浩新監督(右)就任を発表 [写真]=Getty Images
東京ヴェルディは13日、双方合意の上で堀孝史監督が退任し、後任に城福浩氏が就任することを発表した。
現在54歳の堀監督は2021年9月に東京ヴェルディの監督に就任すると、2022シーズンの明治安田生命J2リーグでは開幕8試合無敗の好スタートを切った。しかしそれ以降、リーグ戦では僅か1勝と急ブレーキ。12日に行われた第21節いわてグルージャ盛岡戦では2点リードで試合終盤を迎えたものの、3分間で2失点を喫し、2-2の引き分け。リーグ戦7試合未勝利となり、14位まで転落した。
堀氏は退任に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。
「昨シーズン途中より監督をつとめさせていただき、全力で取り組んでまいりましたが、思うような結果を残せず責任を感じております。いつも応援してくださるサポーターの皆さま、支えて下さっているパートナーの皆さま、一緒に戦ってくださったクラブスタッフの皆さまには心から感謝しております。素晴らしい選手、スタッフと共に戦うことが出来なくなることは非常に残念ですが、シーズンの後半戦はチームが勝利を重ね、ヴェルディに関わる全ての人たちが笑顔で一杯になることを心より願っております。短い期間でしたがありがとうございました」
現在61歳の城福監督はFC東京やヴァンフォーレ甲府などで指揮を取ると、2018年にサンフレッチェ広島の監督に就任。1年目から明治安田生命J1リーグで17勝6分11敗の2位でACL出場に導く。その後、3シーズンに渡ってサンフレッチェ広島を率いたものの、1年目の成績を上回ることができずに、2021年10月に5試合を残して退任した。
城福氏は監督就任に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。
「皆さんこんにちは。東京ヴェルディ監督に就任しました城福浩です。目の前の試合を大事にしながら、選手・スタッフが一体となって、ヴェルディのサッカーをより進化させていくミッションに携わることが出来て光栄です。スタジアムにご来場いただいたファン、サポーターをはじめヴェルディに関わる全ての方々と、多くの感動と喜びを分かち合いたいと思います。
是非、スタジアムに足をお運びください。共に闘いましょう!」
また東京ヴェルディは、小倉勉氏がヘッドコーチに就任することも併せて発表。ジェフユナイテッド千葉や日本代表のコーチを歴任し、2014年からは城福氏が率いていたヴァンフォーレ甲府のトップチームコーチを務めている。
小倉氏はヘッドコーチ就任に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。
「輝かしい歴史と伝統のある、東京ヴェルディのファン、サポーター、パートナーの皆さま、この度ヘッドコーチに就任致しました、小倉勉です。クラブに新たな歴史を刻めるように、今、できることを精一杯やります。クラブに関わるすべての皆さま、宜しくお願いします」
By サッカーキング編集部
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