モーベルグの左足がさく裂 [写真]=清原茂樹
明治安田生命J1リーグ第18節が26日に行われ、ヴィッセル神戸と浦和レッズが対戦した。
不本意な前半戦からの巻き返しを誓うチーム同士が対戦。開始10秒、いきなり浦和に決定機が訪れる。キャスパー・ユンカーが高い位置で大﨑玲央からボールを奪い、相手GK前川黛也との一対一を迎える。ゴール左下を狙ったがポストに嫌われ、電光石火の先制ゴールとはならなかった。
5分、浦和にアクシデントが発生。ユンカーが右足のつけ根の辺りを痛めてプレー続行を断念し、松尾佑介が投入された。
神戸は28分、汰木康也がカットインからゴールに向かう浮き球を供給。飛び込んだ武藤嘉紀が頭で合わせたが、枠を捉えることはできない。前半は得点が生まれずにスコアレスで折り返す。
こう着状態が続くなか、浦和は77分にセットプレーで神戸のゴールを脅かす。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得し、キッカーのダヴィド・モーベルグは直接ゴールを狙う。シュートは枠を捉えていたが、相手GK前川に防がれた。
90分、ついに試合の均衡が破れる。浦和が敵陣中央でFKを獲得し、キッカーは再びモーベルグ。1度目よりやや距離があったものの、左足から放たれたシュートは綺麗な弧を描いてゴール右上隅に吸い込まれた。
試合はこのまま終了し、神戸はリーグ戦2連敗、浦和は今季初のリーグ戦連勝となった。次節は7月2日に行われ、神戸は敵地でサガン鳥栖、浦和は敵地でガンバ大阪と対戦する。
【得点者】
0-1 90分 ダヴィド・モーベルグ(浦和)
【スターティングメンバー】
神戸(4-2-3-1)
前川黛也;山川哲史(90+2分 初瀬亮)、大﨑玲央、小林友希、酒井高徳;山口蛍、橋本拳人(90+2分 菊池流帆);武藤嘉紀、アンドレス・イニエスタ(70分 扇原貴宏)、汰木康也(62分 郷家友太);大迫勇也(62分 ボージャン・クルキッチ)
浦和(4-4-1-1)
西川周作;宮本優太(46分 酒井宏樹)、アレクサンダー・ショルツ、岩波拓也、大畑歩夢(70分 ダヴィド・モーベルグ);大久保智明、柴戸海(85分 平野佑一)、岩尾憲、明本考浩;江坂任、キャスパー・ユンカー(7分 松尾佑介、85分 関根貴大)
By サッカーキング編集部
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