京都と横浜FMが対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
明治安田生命J1リーグ第26節延期分が14日に行われ、京都サンガF.C.と横浜F・マリノスが対戦した。
横浜FMのAFCチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出を受けて延期となっていた一戦。残留へ勝ち点を積み重ねたい京都が、連勝中の首位横浜FMを『サンガスタジアム by KYOCERA』に迎えた。
試合の均衡が破れたのは25分、横浜FMが先制する。左サイドの深い位置でフリーキックを獲得し、キッカーの永戸勝也がピンポイントのクロスを供給。相手のマークを外してフリーとなったエドゥアルドが頭で合わせ、加入後初ゴールを記録した。
追いかける展開となった京都は多くのチャンスを迎えたが、横浜FMの粘り強い守備に阻まれて前半のうちに追いつくことができず。試合は横浜FMの1点リードで折り返す。
50分、横浜FMが追加点を獲得する。右サイドのハーフウェーライン付近から松原健がやまなりのアーリークロスを供給。飛び出してきた相手GK上福元直人がパンチングでボールを弾き出すと、こぼれ球に反応したエウベルは右足で柔らかい浮き球をゴールへと蹴り込む。ボールは緩やかな放物線を描いてゴールに吸い込まれた。
2点を追いかける展開となった京都は69分に決定機。右サイドからのクロスにパウリーニョが頭で合わせたが、シュートはポストに嫌われた。
88分、京都がついに1点を返す。左コーナーキックに合わせた井上黎生人のヘディングシュートは相手GKの好セーブに阻まれたが、こぼれ球に反応した金子大毅が豪快に押し込んだ。
試合はこのまま終了し、横浜FMが逃げ切って2-1で勝利した。京都は3試合ぶり黒星、横浜FMは3連勝となった。次戦は18日に行われ、京都は敵地でFC東京、横浜FMはホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。
【得点者】
0-1 25分 エドゥアルド(横浜FM)
0-2 50分 エウベル(横浜FM)
1-2 88分 金子大毅(京都)
By サッカーキング編集部
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