浦和レッズが同クラブサポーターの違反行為を報告
浦和レッズは28日、同クラブのサポーターによる違反行為への処分内容を発表した。
今回の浦和の発表によると、当該行為が発生したのは7月16日に「IAIスタジアム日本平」で開催された明治安田生命J1リーグ第22節清水エスパルス戦。同試合において、浦和レッズサポーターによる観戦ルール違反が認められたという。この事象に関しては、試合を運営した清水からも7月29日付で声明が出されていた。
浦和は違反行為として「威嚇行為」と「会場運営の妨害(マスク未着用で大声の発声)」を認めた。その上で、違反行為者に対し、行為発生日以降に行われる、清水と対戦する全ての公式試合(明治安田生命Jリーグ、JリーグYBCルヴァンカップ、天皇杯)5試合への入場禁止という処分を通達した。
今回の行為を受けて、浦和は処分決定までの経緯を「行為発生当日に浦和レッズより行為者に対し、厳重注意および入場禁止を含む処分を後日科す旨の説明を行い、念書を徴取。その後、処分内容を決定し、直近の処分対象試合日程を確認の上、行為者の正しい理解と深い反省を促すことを最重要視して観戦ルールの遵守徹底、再発防止に向けたコミュニケーションを図った上で、本日の発表にいたりました」と説明している。
また、浦和はクラブ公式HPを通じて、以下のように声明を発表した。
「今回の違反行為を受け、浦和レッズとして観戦ルールの周知および遵守徹底により一層努めてまいります。また、ほぼ全ての浦和レッズのファン・サポーターのみなさまが、観戦ルールを遵守いただきながら選手およびチームを力強くサポートいただいている中、このようなお願いをさせていただくことを大変心苦しく存じますが、引き続き、浦和レッズのファン・サポーターのみなさまにおかれましてはスタジアムでの禁止事項等観戦ルールについて今一度ご確認いただき、定められた観戦ルールを遵守してご観戦いただきますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます」
By サッカーキング編集部
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