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畠中槙之輔、近づく “完全復活”の時「絶対に立て直せる自信はある」

2022.10.21

 およそ半年間のリハビリを終え、今シーズン開幕戦で戦線復帰。7月には日本代表復帰も果たした。しかし、ベンチを温める機会も多く、畠中槙之輔は「プロになり試合に絡むようになって以降でこんなに出来の悪いシーズンは初めて」と語る。

 万全の状態でプレーするため、痛みを「限りなくゼロに近づけられるようにしている」という裏側には、日々の弛まぬ努力と負担を軽減するための“秘密兵器”があった。


取材・文=舩木渉

大ケガから復帰「解決策を探りながらやっている」

――昨年8月に負った左ハムストリング付着部損傷という大ケガから実戦復帰し、半年以上が経過しました。しかし、今シーズンはリーグ戦16試合出場。先発出場は全体の40%を切るなど、なかなか出番が増えません。おそらく結果にもパフォーマンスにも満足していないのではないでしょうか。
畠中 今年は完全復活を目指し意気込んで復帰してきたので、正直に言って、ここまでは想像していた通りにはいっていません。でも、サッカー選手をやっていたらうまくいかない時は絶対にくると思います。チームとしては好調で、3年ぶりのリーグ優勝も自分たちの手で掴めるところにいるのは嬉しいですね(※9月26日 取材実施)。

――畠中選手がこれほど長期間にわたって苦しんだシーズンは記憶にありません。やはり昨年のケガがパフォーマンスに影響しているのでしょうか。
畠中 復帰したばかりの頃は怖さもありました。患部の調子が全然良くなくて、痛みを感じながらプレーし続けていました。自分のイメージと体の状態が釣り合うまでにすごく時間がかかった印象です。自分としても、プロになり試合に絡むようになって以降でこんなに出来の悪いシーズンは初めてなので、解決策を探りながらやっている感じです。ただ、絶対に立て直せる自信はあります。

――なかなかパフォーマンスが上がらない中でも、今年7月には日本代表に復帰しました。F・マリノスでもACLなど複数の大会に出場し、大きなケガなくプレーを続けられています。その中で自分の身体に変化を感じることはありますか?
畠中 左太ももを手術してからは、今までに感じたことのない痛みが出てきました。プレーができるようになってからも、ケガをする前だったら何ともなかった移動で身体に痛みや硬さを感じて、プレーに支障が出ることもあります。移動するだけでも大きな負担がかかることを実感しましたね。正直、ケアをしていても痛みが出てくることはありますし、ストレスを抱えながらプレーしなければいけなくなることもありました。パフォーマンスに不本意な部分はありますけど、それでもピッチに立っている以上はその時の全力を尽くさなければいけないと思っています。

――とはいえ、プレーに影響するような身体の違和感は時とともに軽減されてきているのでしょうか?
畠中 痛みや違和感は日によって違うので、全くなくなったことはまだ一度もないんです。常に少し気になっていますし、すごく気になる日もあります。今も痛みはゼロではないので、日々の練習前にケアや入念な準備をして、限りなくゼロに近づけられるように努力しています。

――左ハムストリング付着部損傷による影響とは、今後も長く付き合っていかなければならない、と。
畠中 そうかもしれないですね。でも、このケガと付き合うのは今年1年だけでいい。来年からはスッキリしたいです。

オススメは「サイスリーブとカーフスリーブ」

――ケガの影響をできるだけ小さくしてプレーするために、コンディショニングで気を遣っていることはありますか?
畠中 ストレッチとチューブを使っての骨盤周りの補強は特に意識してやっています。ピッチ外ではザムストさんのサイスリーブ(太もも用)とカーフスリーブ(ふくらはぎ用)を使って、できるだけ筋肉に疲労を残さないように気を配っています。脚はサッカーにとって必要不可欠な商売道具ですからね。

――ザムストさんの製品を使用して、その効果を実感するのはどんな時ですか?
畠中 左太もものケガをするまで使う機会はそんなに多くなかったんですけど、サイスリーブとカーフスリーブをより意識して使うようになってから、長距離移動の後の脚の重さや疲れの残りがかなり軽減されたのを実感しています。スリーブで圧迫することによって、疲労につながる筋肉の無駄な揺れを抑えられるのと、脚がむくみにくくなる感じがします。長距離移動の最中は長い時間ずっと同じ姿勢を取ることが多くなりますけど、このアイテムを着用していると本当に移動後の疲れ方が全然違うんですよ。僕はホテルに着いてから疲れがドッとくるタイプなんですけど、それが減りました。ふくらはぎのスリーブを使うと、脚に靴下の跡がつかずにスッキリした状態を保てるとも感じています。

――自分も飛行機に乗る時にカーフスリーブを使いますが、降りた後の疲労感は着けているのと着けていないのとでは全く違います。最初に試した時は、あまりに違いが大きくて驚きました。
畠中 やっぱり全然違いますよね。カーフスリーブを使っていた方が足取りが軽くなるのを、すごく感じます。

――カーフスリーブは一般にも浸透しつつあるのかなと思いますが、サイスリーブというのは珍しいですよね。実際の使用感はいかがですか?
畠中 僕は一般の方に比べて太ももがすごく太いんですけど、自分のサイズに合ったものを用意していただいています。普通に生活していて違和感はないですし、太ももに馴染んでつけているのを忘れるくらいなので、ホールド感もつけ心地も最高です。

――サイスリーブとカーフスリーブ以外にもザムストさんの製品を使っていますか?
畠中 インソールFootcraft FOOTBALL STYLEも使っています。他に足首のサポーターBodymate足首もたまに使いますね。

――Bodymate足首はどんな時に使っていますか?
畠中 サッカーに足首はすごく重要です。足首の角度を変えるだけでいろいろな方向にパスを出せますし、足首でパスの強弱もつけられます。サポーターは軽くホールド感が欲しい時に使っています。テーピングで固定したい時もあるので、コンディション次第で使い分けている感じです。

――畠中選手が使用してきたザムスト製品は、どんな人におすすめしたいですか?
畠中 僕がたくさんの人にオススメしたいのは、ふくらはぎ用のカーフスリーブです。ふくらはぎは立っているだけでも使う筋肉なので、スポーツをしていようが、していまいが関係なくスリーブの効果を実感できると思います。すごくオススメです。

――今シーズンは残りわずかとなりました。マリノスは3年ぶりのJリーグ優勝に手が届きそうなところまできています。畠中選手はザムストの製品を使いながら、タイトルのかかる戦いの中でどんなパフォーマンスを見せていきたいですか?
畠中 あとは駆け抜けるだけだと思っています。久しぶりにタイトルを獲れるチャンスがあるので逃さないようにしたいです。そして、常にトップコンディションでプレーできるように良い準備をして、今シーズン最高のパフォーマンスを見せたいと思います。最後はみんなで喜んでシーズンを終えられるように頑張ります!

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