神戸と契約満了となる藤本憲明(写真は2020年12月のもの) [写真]=Getty Images
ヴィッセル神戸は30日、FW藤本憲明との契約満了に伴い、2023シーズンの契約を更新しないことを発表した。
藤本は1989年生まれの現在33歳。青森山田高校から、近畿大学に進学し、2012年にJFLの佐川印刷に加入した。その後は、佐川印刷京都、SP京都と渡り歩き、2016年より鹿児島ユナイテッドFCに移籍し、2018年に大分トリニータに移籍。2019年8月に神戸に加入すると、2021年8月からは清水エスパルスへと期限付き移籍も経験した。神戸に復帰した今シーズンは負傷の影響もあり、ここまで明治安田生命J1リーグで3試合出場、天皇杯で1試合出場にとどまっている。
契約満了に伴い、藤本は神戸のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「ロッカーの片付けがこんなに寂しいのは初めてです。3年半ほぼ毎日使ったロッカー。ほぼ毎日会っていた選手、スタッフ。いぶきの森も、ノエスタも。応援し続けてくれたファン、サポーター。なにもかも寂しい。もっと活躍したかったし、喜んでもらいたかった。なかなかそれは達成できなかったのが悔しい。勝った時の神戸讃歌は最高の時間で、新国立で皆で歌ったのは別格で今でも鳥肌です」
「ただひとつ目標ができました。必ず這い上がってノエスタのピッチで活躍して、神戸に勝ちたい。活躍している姿を見せたいと思わせてくれるサポーターには感謝しています。たくさんの出会いがあり、指導者の人たちは両手じゃ足りない程になりました。笑笑」
「日本、世界を代表する選手たちとトレーニング、試合をできるなんて、数年前の自分じゃ想像をはるかに超える出来事で選手たちにも、とても感謝しています。今まで一緒に頑張ってきた家族にも感謝していますし、これからも『トモニイコウ』と思います。必ずまたヴィッセル神戸は優勝できると信じています。VAMOS VISSEL!!ありがとう、愛しています」
By サッカーキング編集部
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