町田、スタッフ6名との契約満了を発表…来季は黒田剛監督の新体制へ移行

　FC町田ゼルビアは31日、ヴラディッツァ・グルイッチヘッドコーチ、米山篤志コーチ、武田治郎GKコーチ、塚田貴志通訳、黒川隆史通訳兼分析コーチ、大沼理貴チーフトレーナーのスタッフ6名との契約満了を発表した。

　グルイッチ氏、米山氏、塚田氏、黒川氏、大沼氏の5名は2020年から、武田氏は2018年から町田に在籍していた。なお、町田は2020年から指揮を執っていたランコ・ポポヴィッチ監督が今シーズン限りで退任。来シーズンからは青森山田高校サッカー部監督の黒田剛氏が新監督としてチームを率いることが決定している。

　契約満了が発表された6名は、町田のクラブ公式サイトを通じてそれぞれコメントを発表している。

■ヴラディッツァ・グルイッチ氏
「クラブを去る事になりましたが、ファン・サポーターをはじめ支えて頂いた全ての方に感謝しています。クラブも体制が変わり、新体制となる新生ゼルビアとしてJ1昇格に向けてのスタートになると思います。目標達成とクラブの更なる躍進を願っております」

■米山篤志氏
「3年間大変貴重な経験をさせていただきました。応援していただいた皆様、共に戦った仲間たちのことは忘れることはありません。本当にありがとうございました」

■武田治郎氏
「町田市民の皆様、ファン・サポーターの皆様ありがとうございました。FC町田ゼルビアの未来に繋ぐ、繋げる仕事を私自身できたと思っております。
これからのFC町田ゼルビアの益々のご発展を心より願っております。5年間ありがとうございました。そしてお世話になりました」

■塚田貴志氏
「3年間共に戦ってきたチームスタッフ、選手、クラブスタッフ、そしてどんな時も支えて下さったファン・サポーターの皆様には本当に感謝しかありません。FC町田ゼルビアは私も監督通訳として、4年間在籍させて頂いた大好きなクラブです！今シーズン我々は皆様の期待に応える事が出来ませんでしたが、今後の更なるクラブの発展、そしてＪ１昇格という目標を成し遂げることを心より願っております。ありがとうございました」

■黒川隆史氏
「パートナー企業・株主の皆様、ファン・サポーターの皆様、クラブに関わってくださっています全ての皆様、今シーズンもチームやクラブに熱い応援やサポートをしていただき、誠にありがとうございました。私事ですがこの度クラブを離れることになりました。2年間という短い期間でしたが、お世話になりました。今後は陰ながらＦＣ町田ゼルビアの活躍と発展を応援しております」

■大沼理貴氏
「日頃よりFC町田ゼルビアを応援頂きありがとうございます。2022年シーズンをもちましてFC町田ゼルビアとの契約が満了となりました。3年間と短い時間でしたが、FC町田ゼルビアの一員として共に戦い、共有した時間は大きな財産になりました。町田GIONスタジアムのバックスタンドが増設され、グラウンドとクラブハウスが完成するなど、クラブが成長する大変貴重な経験に携わらせて頂いたこと感謝しております。まだまだ、このクラブは大きく成長すると思います。是非、ファン・サポーターの皆さまの変わらぬご支援・ご声援をこれからもよろしくお願いいたします。3年間、ありがとうございました」