広島、秋田からGK田中雄大の完全移籍加入を発表「全身全霊で戦います」

　サンフレッチェ広島は9日、ブラウブリッツ秋田からGK田中雄大が完全移籍加入することを発表した。

　1995年11月17日生まれの田中は現在27歳。2018年にSC相模原でプロキャリアをスタートさせると、2020年にブラウブリッツ秋田に加入した。初年度から“守護神”として明治安田生命J3リーグ32試合に出場し、クラブ史上初のJ2リーグ昇格に大きく貢献。今シーズンもJ2リーグ33試合でゴールマウスを守っている。

　まず田中はブラウブリッツ秋田退団に際し、クラブ公式サイトで感謝の思いを残している。

「ブラウブリッツ秋田に関わる全ての皆様、いつも多大なるご支援、ご声援いただき、ありがとうございます。この度、サンフレッチェ広島に移籍することになりました。秋田での3年間がなければ、今の自分はありません。監督、キーパーコーチ、チームスタッフ、スポンサー様、ボランティアスタッフの皆様、飲食店や、温泉施設の皆様、そして、ファン・サポーターの皆様、名前を出したらキリがないほど、お世話になった方々が沢山います。老若男女問わず、皆様からいつも大きな愛をいただきました。関わらせていただいた全ての皆様に、本当に感謝しています。今回の決断は、一人のサッカー選手として挑戦すべきと考えた結果です。ここからが正念場と覚悟を決め、秋田で学んだことを大切にし、より一層頑張ります。自分は本当に秋田が、秋田の皆様が大好きです。3年間、本当にありがとうございました。ブラウブリッツ秋田、秋田県、最高です」

　また田中はサンフレッチェ広島加入に際し、クラブ公式サイトで意気込みを示している。

「このたび、ブラウブリッツ秋田から加入させていただくことになりました。田中雄大です。サンフレッチェ広島の選手として戦える機会をいただき、感謝しています。広島の為に、全身全霊で戦います。よろしくお願いいたします」