1年間札幌でプレーした興梠慎三が浦和へ復帰 [写真]=金田慎平
浦和レッズは17日、北海道コンサドーレ札幌へと期限付き移籍していたFW興梠慎三が、2023シーズンより同クラブに復帰することを発表した。
興梠は1986年7月31日生まれの現在36歳。鵬翔高校卒業後の2005年に鹿島アントラーズに入団した。鹿島では2007シーズンからJ1リーグ3連覇を経験。天皇杯全日本サッカー選手権大会やJリーグヤマザキナビスコカップ(当時)もそれぞれ2度優勝し、多くのタイトル獲得に貢献した。2013年より浦和に完全移籍。鹿島時代の2012シーズンも含めると9シーズン連続で2桁得点を記録し、J1初の偉業を達成した。2017シーズンの明治安田生命J1リーグでは自身キャリアハイとなる20ゴールをマークし、Jリーグベストイレブンにも選出。浦和ではJリーグYBCルヴァンカップを1度、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を1度、天皇杯全日本サッカー選手権大会を2度制した。また、2008年には日本代表デビューも飾っており、国際Aマッチ通算で16試合に出場している。
2021シーズンは出場機会が減少。明治安田生命J1リーグでは20試合出場1ゴールを記録したものの、途中出場も多く、出場時間は482分にとどまった。2022シーズンは札幌へと期限付き移籍。明治安田生命J1リーグ21試合の出場で5ゴールを挙げていた。
2シーズンぶりの浦和復帰が決定し、興梠はクラブ公式HPを通して「浦和に帰ってきました。興梠慎三です。1つでも多くタイトルを取れるように、全力でチームのために頑張ります。引き続き、熱い声援をよろしくお願いします!」とコメントを発表した。
また、1シーズン限りでの退団となった札幌のクラブ公式HPでは、以下のように別れのメッセージを綴った。
「1年間熱い声援本当にありがとうございました!自分が目指していたタイトル獲得、2桁ゴールを取ることはできませんでした。シーズン途中、膝の手術でチームを離脱してしまったことなどたくさんチームには迷惑をかけてしまいました。それでも、選手、ファン、サポーターの皆様と共に闘ったこの1年間は僕にとって大きなかけがえのない財産になりました。ミシャをはじめ北海道コンサドーレ札幌というクラブには本当に感謝しています。本当にありがとうございました。またピッチでお会いしましょう」
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By サッカーキング編集部
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