神戸MF井上潮音が横浜FCへ完全移籍 [写真]=Getty Images
横浜FCは20日、ヴィッセル神戸よりMF井上潮音が完全移籍にて加入することを発表した。
井上は1997年8月3日生まれの現在24歳。東京ヴェルディのジュニア、Jr.ユース、ユースと着実に歩みを進め、2016年にトップチームへと昇格した。初年度から出場機会を得ると、2020シーズンは明治安田生命J2リーグ38試合の出場で4ゴールを記録。2021年に神戸へと完全移籍し、自身初のJ1に挑戦することが決まった。2021シーズンは明治安田生命J1リーグで22試合に出場したものの、シーズン後半戦は途中出場も多く、徐々に出場時間を減らしていく形に。2022シーズンは明治安田生命J1リーグ7試合のみの出場にとどまった。同シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループJ第2節の傑志戦では神戸加入後の公式戦で初ゴールを記録。ACLでは4試合出場1ゴールを記録した。
完全移籍加入に際し、井上は横浜FCのクラブ公式HPを通して「横浜FCの皆さん初めまして。このチームの力になれるように、日々努力します。宜しくお願いします」とコメントを発表した。
一方、2シーズンを過ごした神戸のクラブ公式HPでは以下のように感謝の言葉を綴っている。
「この度、横浜FCに移籍することになりました。まずはこの場を借りてヴィッセル神戸の選手、スタッフ、フロントスタッフ、サポーター、関わる全ての方々に心から感謝を伝えたいです。この2年間、ピッチ内外で本当に多くのことを皆さんから学び、成長させてもらいました。今思う事は本当にヴィッセル神戸に来て良かったということです。次のステージでも自分自身と向き合い、もっと成長した姿を見せられるように頑張ります。改めて2年間、本当にありがとうございました」
横浜FCは2022シーズンの明治安田生命J2リーグを自動昇格圏内の2位でフィニッシュ。来季は2シーズンぶりにJ1を舞台に戦う。
By サッカーキング編集部
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