川崎F退団のGK丹野研太、新天地は岩手に決定「個人としてもまだまだ成長していきたい」

　川崎フロンターレは30日、2022シーズン限りでの契約満了を発表していたGK丹野研太について、新天地がいわてグルージャ盛岡に決まったことを発表した。

　丹野は1986年8月30日生まれの現在36歳。2005年にセレッソ大阪に入団し、プロキャリアをスタートさせた。V・ファーレン長崎への期限付き移籍を経て、2011年7月には大分トリニータへと期限付き移籍。シーズン終了後に完全移籍へと切り替わった。2014年にC大阪復帰を果たすと、2019年まで同クラブに在籍。2020年に川崎Fへと完全移籍で加入していた。2022シーズンは明治安田生命J1リーグで4試合に出場。11月5日に行われた明治安田生命J1リーグ最終節のFC東京戦では、前半途中にGKチョン・ソンリョンが一発退場したことから緊急登板し、3－2の勝利に貢献した。川崎Fでは3シーズンの在籍で公式戦通算12試合に出場している。

　移籍先が決まったことを受けて、丹野は川崎Fのクラブ公式HPでコメントを発表した。

「来シーズンからいわてグルージャ盛岡でプレーすることになりました！フロンターレでの3年間の経験を生かしながら、まだまだ成長できるように努力していきたいと思います。J3優勝という目標を達成するために、チームのために全力で頑張りたいと思います。少しでも気にかけてもらえたらうれしいです。また皆さんの前でプレーできるように頑張ります！」

　また、新天地となる岩手のクラブ公式HPでは以下のように意気込みを綴った。

「川崎フロンターレから加入します丹野研太です。生まれ育った東北の地でプレーするチャンスを貰えたこと、大変嬉しく思います。今までの経験を生かしながら、個人としてもまだまだ成長していきたいです。そしてJ3優勝という目標のために全力で頑張りたいと思います。2023シーズンが最高のシーズンになるように戦います！宜しくお願いします！」