2得点を挙げた横浜FCの小川航基 [写真]=清原茂樹
明治安田生命J1リーグ第2節が24日に行われ、湘南ベルマーレと横浜FCが対戦した。
18日に行われた開幕節ではサガン鳥栖に5-1で大勝した湘南。怒涛のゴールラッシュを演じた勢いそのままに、25年ぶりとなるJ1開幕2連勝を目指す。開幕節でハットトリックを記録した大橋祐紀の活躍にも注目だ。対する横浜FCは開幕節で名古屋グランパスと対戦。ボール支配率やシュート数で大きく上回りながらも、0-1で敗戦となった。今節はJ1復帰後初白星を目指す。昨シーズンのJ2でMVPと得点王に輝いた小川航基のゴールに大きな期待がかかる。
互いに前節と全く同じ11人で臨んだ一戦は、開始からわずか12秒で横浜FCがスコアボードを動かす。キックオフ直後に最終ラインから前線にロングボールが送られると、こぼれ球を拾った井上潮音がボックス内にパス。混戦の中で近藤友喜のラストパスを受けた小川が右足でゴール左下隅に流し込みネットを揺らした。一度はオフサイドフラッグが上がるも、VARの結果ゴールが認められた。アウェイチームが早い時間帯に先手を取る。
湘南もすぐさま反撃。17分、小野瀬康介がピッチ中央右サイドから前線に柔らかいボールを送ると、これを受けた大橋が頭で右へ落とす。待ち構えていた町野修斗がトラップでDFを交わし、ボックス中央から左足でゴール左下隅に流し込んだ。湘南が試合を振り出しに戻す。その後は後方からのビルドアップを試みる横浜FCに対し、湘南は積極的なハイプレスを敢行。球際での激しいボールの奪い合いが目立つ展開となる。
22分に横浜FCに決定機。ボックス右角付近でこぼれ球を拾った中村拓海がボックス内に柔らかいクロスを供給。小川の落としを受けた井上がダイレクトボレーを放つも、強烈なシュートは惜しくも左ポストに直撃した。
互いが攻め合う中で迎えた23分、意外な形でホームチームが逆転に成功する。自陣右サイドのタッチライン際でボールを受けた和田拓也が右足でサイドチェンジを試みるもこれがミスキックに。ボールはポストを叩き無人のゴールへ吸い込まれた。ホームチームが前半のうちに試合をひっくり返す。
リードを奪った湘南は37分に左CKにファーサイドで町野がボレーで合わせるも、シュートは右ポストに直撃。38分にはショートカウンターから町野にGKと1対1の決定機が訪れたが、シュートは枠の右へ外れた。横浜FCもボックス外からのミドルシュートなどでチャンスを作るも、同点弾を奪うまでには至らず。前半はこのまま2-1で終了した。
1点を追う横浜FCは後半開始から新加入のカプリーニを投入し攻勢を強めていく。前半と比較しセカンドボールの回収率も高まり、試合を優位に進めていく。しかし、カプリーニや小川、近藤などのシュートはGKソン・ボムグンを中心とした守備に阻まれ、得点には至らない。66分には右サイドの中村のクロスにボックス中央で小川が打点の高いヘディングで合わせたが、シュートは惜しくも枠の右へ外れた。
湘南は前半と比較しプレスの強度が低下。なかなか思ったようにボールを奪えず、横浜FCに攻め込まれる時間が続く。自陣内でのセットプレーも増えるが、集中した守備で得点を与えない。79分にはFKのこぼれ球を拾った橋本健人がボックス内に侵入しシュートを放ったが、DFのブロックに阻まれたボールは枠を捉えることができなかった。
横浜FCはその後も次々と攻撃的な選手を投入し、湘南ゴールに迫っていく。迎えた83分、カプリーニの左CKに小川が打点の高いヘディングで合わせゴールネットを揺らした。横浜FCがエースの一撃で同点に追いつく。その直後、CKの混戦から町野がボックス内で倒され、主審の笛が吹かれた。湘南がPK獲得かと思われたが、VARによるチェックの結果、直前にオフサイドがあったとしてPKは取り消しとなった。
その後は互いにチャンスを作るも、9分にも及んだアディショナルタイムでも勝ち越し点は生まれず、試合はこのまま2-2で終了。湘南は25年ぶりの連勝を逃し、横浜FCは敵地で貴重な勝ち点「1」を掴む結果となった。次節は3月4日に行われ、湘南はアウェイで川崎フロンターレと、横浜FCはホームで鹿島アントラーズと対戦する。
【得点者】
0-1 1分 小川航基(横浜FC)
1-1 17分 町野修斗(湘南ベルマーレ)
2-1 23分 和田拓也(オウンゴール/湘南ベルマーレ)
2-2 83分 小川航基(横浜FC)
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By サッカーキング編集部
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