体重減＆筋量アップで「試合ごとに体軽く」　今季初得点の横浜FMロペス「期待に応える」1年へ

　25日に行われた明治安田生命J1リーグ第2節で、ホーム開幕戦となった横浜F・マリノスは浦和レッズに2－0で勝利。昨季王者は開幕2連勝を飾った。

　この試合の先制点は18分、アンデルソン・ロペスがエウベルとのパス交換から左サイドに展開すると、永戸勝也の正確なクロスをファーサイドで西村拓真が折り返し、走りこんだA・ロペスが頭で押し込んだ。2戦目で今季初得点となったA・ロペスは「すごく嬉しいです。得点シーンに関しては今年ずっと練習している中でやってきているものが、しっかりとこのピッチの中で表すことができて、最終的にしっかりと決めることができたので嬉しかったです」と喜びを口に。

　昨季チームトップの11得点を挙げたエースは、同じく11得点を挙げていたレオ・セアラがセレッソ大阪に移籍したこともあり、より期待がかかる。目標は「優勝した上で得点王」と言い切る背番号11は「レオがいなくなったことによって、サポーターだけでなく監督からもそうですし、より期待されていると思います。その期待に応えられるように、より集中して日々の練習と試合に向かってやっていきたい」と、殊勝に語る。

　今季は公式戦初戦となったFUJIFILM SUPER CUPから、守備の局面でも前線から積極的にチェイスする姿が見られるが、「シーズンが始まるとき、フィジカルコーチのグレッグコーチと話をしました。『今年はすごく期待しているし、そのためにしっかりとフィジカルを上げておかないといけない』と話をしてきたので、それに向けてトレーニングもしてきました」と、しっかりとしたシーズンインを過ごしたことで現在のコンディションの良さにつながっていると話すA・ロペス。体重は3キロほど落ちた上で筋量が増えたとも語り、「一試合一試合、自分がやってきたことの結果が出ていると思いますし、試合を重ねるごとに体がより軽くなっているような感じがします」と、得点量産体制への期待を見せている。