横浜FMと鹿島による『The CLASSIC』が行われた [写真]=J.EAGUE via Getty Images
2023シーズンの明治安田生命J1リーグ第5節が18日に開催され、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦した。
1993年のJリーグ開幕から共に降格を経験せず、トップリーグで唯一途切れることなく対戦が続く伝統のカード『The CLASSIC』。今季ここまでの戦績は両者ともに2勝1分1敗。昨季の直接対決では横浜FMがシーズンダブルを達成したが、今回は果たして。
4分、ホームの横浜FMが最初のチャンス。中盤でボールを奪うと、アンデルソン・ロペスが水沼宏太へ。水沼が右足でシュートし、鹿島のゴールに迫る。鹿島のチャンスは14分。左サイド安西幸輝のクロスから、知念慶が頭で合わせるが、相手GK一森純の好セーブに阻まれた。16分にも右サイドから攻撃を展開し、藤井智也のクロスを最後はこの日スタメンに入った土居聖真が右足で合わせた。
27分、横浜FMはペナルティーエリア付近でフリーキックを獲得。水沼が低い弾道のキックを放ち、こぼれ球もシュートするが、GK早川友基に阻まれた。前半アディショナルタイムには永戸勝也が遠目の位置から直接フリーキックで狙うが、これもGK早川に弾かれた。前半はこのまま得点なく、0-0での折り返しとなった。
47分、横浜FMが美しいパスワークから鹿島ゴールに迫る。最後はエウベルが右足で流し込みにいくも、相手DF昌子源が防ぎ、先制点とはならず。だが56分、均衡が破れる。横浜FMは中盤でボール奪取に成功し、左サイドから攻撃開始。エウベルが大きなスペースにパスを送ると、最後は走り込んできた松原健がスーパーミドルを突き刺し、ホームチームが先制点をあげる。62分にも右サイドから攻撃を仕掛け、喜田拓也のクロスが相手のオウンゴールを誘い、瞬く間にリードを2点に広げる。
だが、鹿島も反撃。68分、右サイドから途中出場の松村優太が盾に仕掛け、クロスを供給。最後は相手のマークを上手く外した鈴木優磨が合わせて1点差。反撃の狼煙をあげる。
その後、追いつきたい鹿島はFWの染野唯月を投入し、攻撃の枚数を増やすが、横浜FMも最後までリードを守り切り、3試合ぶりの勝利。今季3勝目をゲットした。鹿島は3試合ぶりの黒星となっている。次節、横浜FMは4月1日にアウェーでセレッソ大阪と、鹿島も4月1日にホームでサンフレッチェ広島と対戦する。
【得点者】
56分 1-0 松原健(横浜FM)
62分 2-0 オウンゴール
68分 2-1 鈴木優磨(鹿島)
【スターティングメンバー】
(横浜FM)
一森純(GK);松原健(71分→上島拓巳)、畠中槙之輔、角田涼太朗、永戸勝也;喜田拓也、渡辺皓太;西村拓真(85分→マルコス・ジュニオール);水沼宏太(58分→井上健太)、アンデルソン・ロペス、エウベル(71分→ヤン・マテウス)
(鹿島)
早川友基(GK);常本佳吾(87分→染野唯月)、植田直通、昌子源、安西幸輝;ディエゴ・ピトゥカ、樋口雄太(64分→中村亮太朗);藤井智也(58分→松村優太)、土居聖真(58分→荒木遼太郎)、知念慶(64分→アルトゥール・カイキ);鈴木優磨
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By サッカーキング編集部
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