C大阪と横浜FMが対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
明治安田生命J1リーグ第6節が1日に行われ、セレッソ大阪と横浜F・マリノスが対戦した。
代表ウィークを経て、2週間ぶりにJ1リーグが再開。ここまで1勝2分2敗のC大阪が、3勝1分1敗の横浜FMをホームに迎えた。横浜FMでは、2024シーズンからの加入が内定している特別指定選手の吉田真那斗がスタメンで初出場を果たした。
試合の均衡が破れたのは16分、ホームのC大阪が先制する。山中亮輔の左コーナーキックにニアのレオ・セアラが頭で合わせると、シュートはゴール前の相手DFエドゥアルドに当たってコースが変化。そのままゴールに吸い込まれ、レオ・セアラの得点と記録された。
追いかける展開となった横浜FMは28分、右サイドから水沼宏太が送ったクロスにアンデルソン・ロペスが合わせたものの、わずかに枠の右。33分には畠中槙之輔のロングフィードに永戸勝也が抜け出したが、相手GKとの一対一を制すことはできない。
すると35分、C大阪がリードを広げる。レオ・セアラが敵陣で強さを発揮してボールをキープ。複数の相手を引きつけてから右の奥埜博亮へと展開する。奥埜は柔らかい浮き球で折り返し、ゴール前に飛び込んだレオ・セアラが頭で合わせて押し込んだ。C大阪は2点リードで折り返す。
ビハインドで折り返した横浜FMは、後半もC大阪の守備を崩せず攻めあぐねる時間が続く。一方のC大阪は、77分に3点目を奪うチャンスが到来。香川真司が右コーナーキックからやまなりのボールをファーに供給。毎熊晟矢がダイレクトで合わせてゴール右上を狙ったが、惜しくもポストに阻まれた。
83分、横浜FMが底力を見せて1点を返す。細かいパス回しで左サイドを崩し、ヤン・マテウスが深い位置からグラウンダークロスを供給。これが喜田陽のオウンゴールを誘った。
終盤、攻撃に迫力が出てきた横浜FMは90分、左からのクロスにマルコス・ジュニオールが合わせようとしたが、シュートを打つ前に相手に寄せられてしまう。横浜FMの反撃は実らず、C大阪が逃げ切りに成功した。
C大阪は2試合ぶり白星で今季2勝目、横浜FMは2試合ぶり黒星で今季2敗目となった。次節、C大阪は9日にホームで北海道コンサドーレ札幌、横浜FMは8日にホームで横浜FCと対戦する。
【得点者】
1-0 16分 レオ・セアラ(C大阪)
2-0 35分 レオ・セアラ(C大阪)
2-1 83分 オウンゴール/喜田陽(横浜FM)
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By サッカーキング編集部
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