川崎Fが6発大勝！　横浜FM＆名古屋が4連勝でプライムステージ進出決定／ルヴァン杯GS第4節

　19日、JリーグYBCルヴァンカップ第4節が各地で行われた。

　Aグループでは、北海道コンサドーレ札幌がサガン鳥栖をホームに迎えた。札幌は開始8分にMFスパチョークが幸先良く先制点をゲット。その後追いつかれて後半となるが、再びスパチョークがゴールを決めて勝ち越すと、FW菅大輝とFWミラン・トゥチッチが加点し4－1で札幌が勝利した。3戦全勝の横浜F・マリノスは、アウェイでジュビロ磐田と対戦。開始7分にFWヤン・マテウスのゴールで横浜FMが先制すると、結局これが決勝点に。0－1で勝利した横浜FMが4連勝を手にした。

　Bグループでは、川崎フロンターレが清水エスパルスと対戦。川崎Fが前半にFW遠野大弥の2ゴールでリードを奪うと、後半にはMF脇坂泰斗の2発を含む4得点で相手を圧倒。終わってみれば6－0と公式戦4試合ぶりの白星を飾っている。浦和レッズと湘南ベルマーレの一戦は、湘南が開始3分にMF山田直輝のゴールで先制。対する浦和も43分にMF早川隼平のゴールで追いついたが、その後両チームともゴールネットを揺らせず試合は1－1の引き分けに終わった。

　Cグループは、3連勝で首位を走る名古屋グランパスが横浜FCのホームに乗り込んだ。前半終了間際に17歳のFW貴田遼河のゴールで名古屋が先制すると、貴田は後半開始早々にもゴール。この2発で試合を優位に進めた名古屋が、0－2で4連勝を手にした。サンフレッチェ広島とヴィッセル神戸の一戦は、スコアレスで迎えた後半に神戸がFWリンコンのPKで均衡を破る。しかし、広島はDF佐々木翔のゴールで追いつくと、82分にDF中野就斗が決勝点。ホームの広島が逆転勝利を飾った。

　Dグループでは、首位の新潟がアウェイで柏と対戦。先制を許す展開も、新潟は逆転してハーフタイムを迎える。しかし後半、柏がFW細谷真大とMF山田康太が立て続けにゴールを奪い逆転。シーソーゲームとなった試合は、3－2で柏が勝利した。ホームに鹿島アントラーズを迎えたアビスパ福岡は、14分にFW城後寿の得点で先制。その後MFアルトゥール・カイキのゴールで追いつかれたものの、試合終了間際にFWウェリントンが決勝点を決め、2－1で勝利を収めた。一方の鹿島は公式戦3連敗を喫している。

　Eグループは、FC東京がホームにガンバ大阪を迎えた。前半をスコアレスで終えると、74分にFC東京のMF塚川孝輝が先制点をゲット。結局これが決勝点となり、試合は1－0でホームチームが勝利した。セレッソ大阪と京都サンガF.C.の一戦は、21分にFW山崎凌吾が先制ゴールを決めると、後半終了間際にも追加点を挙げた京都が0－2で白星を飾った。

　今大会は、グループステージ各グループ1位（5チーム）と各グループ2位のうち成績上位3チームの計8チームがホーム＆アウェイ方式で開催されるプライムステージに進出することになるが、今節の結果、横浜FMと名古屋のプライムステージ進出が決定した。なお、今節節の結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。

■GS第4節・試合結果

▼Aグループ
札幌　4－1　鳥栖
磐田　0－1　横浜FM

▼Bグループ
川崎F　6－0　清水
浦和　1－1　湘南

▼Cグループ
横浜FC　0－2　名古屋
広島　2－1　神戸

▼Dグループ
柏　3－2　新潟
福岡　2－1　鹿島

▼Eグループ
FC東京　1－0　G大阪
C大阪　0－2　京都

■GS順位表

※（）内は勝ち点／得失点差

▼Aグループ
1位　横浜FM（12／+5）
2位　札幌（7／+3）
3位　鳥栖（4／−4）
4位　磐田（0／−4）

▼Bグループ
1位　湘南（6／+3）
2位　川崎F（5／+5）
3位　浦和（4／0）
4位　清水（4／−8）

▼Cグループ
1位　名古屋（12／+6）
2位　広島（9／+7）
3位　神戸（3／−7）
4位　横浜FC（0／−6）

▼Dグループ
1位　福岡（7／+1）
2位　新潟（6／+1）
3位　柏（5／−1）
4位　鹿島（4／−1）

▼Eグループ
1位　G大阪（7／+4）
2位　FC東京（6／+2）
3位　京都（6／−1）
4位　C大阪（4／−5）

■GS第5節・対戦カード

※全試合5/24(水)に開催

▼Aグループ
19:00　札幌　vs　横浜FM
19:00　鳥栖　vs　磐田

▼Bグループ
19:00　清水　vs　湘南
19:30　浦和　vs　川崎F

▼Cグループ
19:00　横浜FC　vs　広島
19:30　名古屋　vs　神戸

▼Dグループ
19:00　鹿島　vs　柏
19:00　新潟　vs　福岡

▼Eグループ
19:00　FC東京　vs　C大阪
19:00　G大阪　vs　京都