いよいよACL決勝…浦和DF酒井宏樹、現地まで駆けつけるサポーターに「良いパフォーマンスと結果を」

　AFCチャンピオンズリーグ（ACL）決勝ファーストレグを30日に控え、浦和レッズとアル・ヒラルの選手および監督が前日公式会見に出席した。29日、浦和のクラブ公式サイトが伝えている。

　浦和のマチェイ・スコルジャ監督は「今は我々にとって非常に特別な時間」と、ACL決勝を前にした気持ちを表現。「このステージで闘う準備はできていると思うし、試合を楽しみにしている」と意気込んだ。また、DF酒井宏樹は「明日、この遠いサウジアラビアに700人近くの心強いファン・サポーターの方々が駆け付けてくれると思いますので、彼らに良いパフォーマンスと結果をプレゼントしたいと思っています」と、応援の声を届けるべくサウジアラビアの首都・リヤドまで足を運ぶサポーターに対して全力を尽くすことを誓った。

　一方、アル・ヒラルのラモン・ディアス監督は「浦和レッズのことはよく知っている」とコメント。「我々には素晴らしい技術を持った素晴らしい選手たちがいるので、3度目のACL優勝を勝ち取れる自信がある」と語った。また、現役時代に日本でプレーした経験もある指揮官は「最近の日本代表がFIFAワールドカップで良い成績を残していることも知っている。ここまで日本人は非常にサッカーに熱心に取り組んできたのだと思う」と評価した（R・ディアス監督は1993年から1995年にかけて横浜マリノスに在籍）。

　会見に出席した、マンチェスター・Uなどでのプレー経験もある元ナイジェリア代表FWオディオン・イガロは「とても組織的で強いメンタリティーと規律を持ったチーム」と浦和を警戒。一方で「明日の試合会場ではファン・サポーターはとても素晴らしいサポートをしてくれるだろう。試合ではゴールを決めたいと思う」と、ゴールに意欲を示した。