ゴールを決めた興梠 [写真]=清原茂樹
明治安田生命J1リーグ第15節が27日に行われ、京都サンガと浦和レッズが対戦した。
リーグ戦では4連敗を含む6試合勝ちなしと苦しい状況が続いている京都と、直近4試合1勝2分け1敗と波に乗り切れない戦いが続く浦和が『サンガスタジアム』で激突。11分、京都がCKからチャンスを作る。CKのクロスボールを相手DFが弾き返すと、そのボールに反応した福田心之助がミドルシュート。しかし、このシュートは枠を捉えることができなかった。
続けて12分、京都が再びチャンスを作る。右サイドでボールを受けた福田が右足でクロスボールを供給。このクロスにパトリックがオーバヘッドで合わせたものの、GK西川周作のセーブに遭い、先制ゴールとはならなかった。
すると41分、今度は浦和にチャンスが訪れる。中盤でのボールの奪い合いを制した浦和は、ワンタッチで相手のプレスをかわし、そこから一気にスピードアップ。岩尾憲のスルーパスから抜け出した安居海渡がペナルティエリア付近まで持ち運んでシュート。ボールは惜しくもゴール右上に逸れた。
スコアレスで折り返すと、後半開始早々の52分に浦和が均衡を破る。セットプレーの流れから、こぼれ球をペナルティエリア右で拾ったダヴィド・モーベルグがクロスを供給。これにファーサイドで反応した興梠慎三が、ヘディングで合わせてネットを揺らした。
一方、京都は浦和の守備を崩し切ることができずに無得点に終わる。逆に試合終了間際の90+3分には伊藤敦樹のミドルをGKが弾いたところにホセ・カンテが詰めて追加点を奪った。
この結果、浦和が2-0で勝利し、勝ち点「3」を積み上げた。なお、浦和は31日に第11節の延期分でサンフレッチェ広島と対戦し、次節は6月4日に鹿島アントラーズと激突する。一方、敗れた京都は次節、6月4日に広島と対戦する。
【得点者】
0-1 52分 興梠慎三(浦和)
0-2 90+3分 ホセ・カンテ(浦和)
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By サッカーキング編集部
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