6日にヴィッセル神戸とバルセロナによる「フレンドリーマッチ」が国立競技場で行われた。
J1リーグで首位に立つ神戸は、7月1日に行われるJ1第19節の札幌戦を最後に退団するMFアンドレス・イニエスタと、MFセルジ・サンペールが“古巣”との一戦に先発出場。台風2号の影響で週末のリーグ戦は中止となったものの、FW大迫勇也とFW武藤嘉紀はベンチスタートとなった。
一方、週末のラ・リーガ最終節を終えてそのまま来日したバルセロナは、FWロベルト・レヴァンドフスキやMFフレンキー・デ・ヨングといった主力選手が、FWダニ・ロドリゲスやMFパブロ・トーレ、DFジュリアン・アラウージョといった若手と共にスタメンに名を連ねた。
先に好機を作り出しのはバルセロナ。左のインサイドハーフに配されたパブロ・トーレが中盤でリズムを作り、最後はボックス左でパスを受けて右足でシュート。しかしゴール右を狙ったシュートは右ポストに阻まれ、こぼれ球を狙ったフランク・ケシエのシュートはDFにブロックされた。トーレは12分にも素早いターンから前を向いてボックス中央でシュートを放つが、軸足を滑らせて威力を欠き、GKに処理された。
すると16分、抜群の動きを見せていたトーレからボックス中央のスペースに走り込んできたケシエにスルーパスが通り、パスを受けたケシエがそのままゴール右にシュートを流し込んだ。先手を奪ったバルセロナは19分にもゴール前に飛び込んできたケシエがゴールを脅かすと、このプレーで得た左CKにエリック・ガルシアが頭で合わせてリードを広げた。
対する神戸もイニエスタが巧みなボールコントロールを見せ、前線へのスルーパスなどで見せ場を作り、31分にはボックス右角付近からイニエスタが右足でシュート。ニアサイドを狙ったボールはわずかに枠を外れ、直後のサンペールのシュートも枠を捉えきれなかった。33分にはイニエスタが狭いエリアに侵入してリンコンとのワンツーからセンタリングを狙ったがフィニッシュまでは持ち込めない。さらにイニエスタの右CKからリンコンが放ったヘディングシュートもGKに処理された。
前半終了間際の43分には右サイドのスペースでロングボールを受けたリンコンから齊藤未月を経由してボックス左の汰木康也へ。フリーの汰木が右足で放ったシュートはGKの好守に阻まれ、このプレーで得たCKからリンコンがヘディングシュートを放つもゴール前の混戦からボールを押し込めない。さらにはボックス右で齊藤とのワンツーからイニエスタがシュートを放ったが、ボールはGKの正面を突いた。
バルセロナが2点をリードして前半を終えると、ハーフタイムには神戸が5選手を、バルセロナが6選手を交代。バルセロナはブラジル代表FWハフィーニャ、スペイン代表MFガビ、フランス代表DFジュール・クンデらがピッチに登場した。後半に入ると、神戸の途中出場組、ジェアン・パトリッキやステファン・ムゴシャらが積極的にシュートを放っていくが、ゴールを割ることはできない。
バルセロナはセンターフォワードの位置に入ったマルク・ギウの高さを生かしたフィニッシュやハフィーニャの左足などで応戦。終盤にかけてはウナイ・エルナンデスやフェラン・トーレスらがゴールを脅かした。神戸は81分、イニエスタが交代となり、スタジアムからは万雷の拍手。交代直後には、かつての“戦友”でもあるバルセロナのシャビ・エルナンデス監督と抱擁を交わした。
試合終盤はオープンな展開となり、神戸はカウンターから武藤が、バルセロナはミドルレンジからラフィーニャがゴールを狙ったが、得点は奪えないまま試合は終了。過密日程の中で来日を果たしたイニエスタの“古巣”バルセロナが0-2というスコアで勝利を収めた。試合後には、バルセロナからイニエスタに選手たちのサインの入った現在のユニフォームがシャビ監督から手渡され、両チームの選手たちによる記念撮影も行われた。
【得点者】
0-1 16分 フランク・ケシエ(バルセロナ)
0-2 19分 エリック・ガルシア(バルセロナ)
【スタメン】
▼ヴィッセル神戸
GK:前川(88分 メギオラーロ)
DF:高橋、尾崎、大﨑(80分 トゥーレル)、初瀬(HT 日髙→88分 寺坂)
MF:サンペール(80分 中坂)、齊藤(HT 扇原)、佐々木(HT 川﨑→80分 武藤)、イニエスタ(80分 井出)、汰木(HT パトリッキ)
FW:リンコン(HT ムゴシャ→84分 大迫)
▼バルセロナ
GK:ペーニャ(16分 テナス)
DF:アラウージョ、E・ガルシア、デ・ヨング(HT クンデ)、M・アロンソ(HT フォント)
MF:ケシエ(HT ガビ)、プリム、P・トーレ(16分 エルナンデス)
FW:ロドリゲス(HT ハフィーニャ)、レヴァンドフスキ(HT ギウ)、ファティ(HT F・トーレス)
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By サッカーキング編集部
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