名古屋MF甲田英將、東京Vへ育成型期限付き移籍…“若きテクニシャン”がJ2で武者修行「結果を残し…」

　名古屋グランパスは12日、U－20日本代表MF甲田英將が東京ヴェルディへと育成型期限付き移籍することを発表した。なお、移籍期間は2024年1月31日までと併せて伝えている。

　2003年10月2日生まれの甲田は現在19歳。名古屋グランパスの育成組織出身で、2022年にトップチーム昇格。同シーズンのルヴァンカップ・グループB第1節清水エスパルス戦でプロデビューを飾ると、華麗なテクニックで相手DFを翻弄するなどインパクトを残した。今シーズンはここまで公式戦7試合に出場している。

　名古屋グランパスの未来を背負って立つひとりの甲田は、育成型期限付き移籍に際し、クラブ公式サイトで決意を明かした。

「名古屋グランパスファミリーの皆さん、いつも熱い応援本当にありとうございます。このたび、東京ヴェルディに育成型期限付き移籍することになりました。この1年半は、結果を出しグランパスに貢献することがなかなかできず、悔しい思いをすることが多くありましたが、たくさんの方々の支えがあり成長することができました。ありがとうございました。違うステージに行くことになりますが、試合に出続け結果を残し、大きな戦力として名古屋グランパスに戻って来られるように頑張ります。応援よろしくお願いします！」

　また甲田は、東京ヴェルディ加入に際し、クラブ公式サイトで意気込みを示した。

「東京ヴェルディのファン・サポーターのみなさん、初めまして！　名古屋グランパスからきました甲田英將です！　自分のストロングポイントは両足を使ったキレのあるドリブルです。少しでも早く試合に出てJ1昇格に貢献できるように、そして、ファン・サポーターのみなさんの声援に応えられるように全力で頑張ります。応援よろしくお願いします！」

　なお、東京ヴェルディは「名古屋グランパスと対戦するすべての公式戦に出場できません」とクラブ公式サイトで明かしている。