浦和レッズ対川崎フロンターレ [写真]=金田慎平
明治安田生命J1リーグ第18節が24日と25日に行われた。
ヴィッセル神戸は敵地でアビスパ福岡と対戦。神戸は22分、カウンターからペナルティボックス手前中央でボールを持った大迫勇也が右サイドにスルーパスを供給。ペナルティエリア内右に走り込んだ武藤嘉紀が中央に折り返すと大迫が合わせて先制点を奪取。神戸の勢いは止まらない。60分、右サイドからのクロスが味方に当たってこぼれ球になったところに、いち早く反応した武藤が左足でシュート。ボールはゴール右隅に吸い込まれた。さらに、試合終了間際の87分には、武藤がこの試合2得点目を挙げ、3-0で勝利を収めた。
首位に立つ横浜F・マリノスは敵地で5位のサンフレッチェ広島と激突。横浜FMは40分、エウベルが左サイドでこぼれ球を回収し、一気に加速。さらに中央へと切れ込んでいき、最後はペナルティエリア中央から右足でゴール左下隅へと流し込み、先制に成功する。この1点を守り抜いた横浜FMは5連勝となった。
名古屋グランパスは敵地でFC東京と対戦。18分にディエゴ・オリヴェイラに先制ゴールを決められると、80分にもディエゴ・オリヴェイラにゴールを許し、2-0で敗戦を喫した。
北海道コンサドーレ札幌のホームに乗り込んだセレッソ大阪は、2分にレオ・セアラのゴールで先制に成功すると、17分に加藤陸次樹、38分に喜田陽がゴールを決めて前半のうちに3点のリードを奪う展開に。45分には荒野拓馬にゴールを決められ、2点差に詰め寄られたものの、76分には香川真司がふわりと浮かせたループシュートで相手GKとの一対一を制し、今シーズン2得点目を記録。4-1で勝利を収めた。
浦和レッズはホームで川崎フロンターレと対戦。浦和は53分、関根貴大のハーフェーライン付近からのロングシュートで先制に成功したものの、58分、川崎Fのプレッシングをかいくぐろうと自陣深くでビルドアップを行う中で、GK西川周作がトラップミス。ボールはゴールマウスに転がり込み、痛恨のオウンゴールとなった。その後、両チーム共に勝ち点「3」を目指したがゴールは生まれず、試合はこのまま終了し、勝ち点「1」ずつを分け合った。
上位進出を狙う鹿島アントラーズは、アウェイでガンバ大阪と対戦。2点を追う苦しい展開となった中、鹿島は試合終了間際の88分、CKのクロスボールに植田直通がヘディングで合わせ、1点を返す。追いつくため、攻勢を強めた鹿島だったが、2点目は遠く。試合はこのまま終了し、2-1で敗戦。鹿島は10試合ぶりの黒星となった。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■第18節
▼6月24日(土)
北海道コンサドーレ札幌 1-4 セレッソ大阪
柏レイソル 0-0 アルビレックス新潟
FC東京 2-0 名古屋グランパス
湘南ベルマーレ 0-6 サガン鳥栖
京都サンガF.C. 2-1 横浜FC
ガンバ大阪 2-1 鹿島アントラーズ
サンフレッチェ広島 0-1 横浜F・マリノス
浦和レッズ 1-1 川崎フロンターレ
▼6月25日(日)
アビスパ福岡 0-3 ヴィッセル神戸
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 横浜FM(39/+18)
2位 神戸(36/+23)
3位 名古屋(35/+9)
4位 C大阪(32/+7)
5位 浦和(30/+8)
6位 広島(29/+5)
7位 鹿島(28/+6)
8位 鳥栖(26/+4)
9位 札幌(26/+3
10位 川崎F(25/+2)
11位 FC東京(22/-4)
12位 福岡(20/-8)
13位 京都(19/-7)
14位 G大阪(19/-11)
15位 新潟(18/-9)
16位 柏(13/-12)
17位 横浜FC(13/-23)
18位 湘南(12/-11)
■第19節の対戦カード
▼6月30日(金)
19:00 C大阪 vs 福岡
▼7月1日(土)
18:00 鹿島 vs 京都
18:00 新潟 vs 広島
18:00 名古屋 vs 川崎F
18:30 横浜FC vs G大阪
19:00 FC東京 vs 柏
19:00 神戸 vs 札幌
19:00 鳥栖 vs 浦和
▼7月2日(日)
19:00 横浜FM vs 湘南
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By サッカーキング編集部
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