湘南、MFミケル・アグの退団を発表「サポーターからの深い愛情を心から感じました」

　湘南ベルマーレは26日、同クラブに所属している元ナイジェリア代表MFミケル・アグの退団を発表した。

　ミケル・アグは1993年5月27日生まれの現在30歳。ポルトの育成組織を経てBチーム入りを果たすと、その後はベルギーのクラブ・ブルッヘやトルコのブルサスポルなどでプレーした。また、2017年にはナイジェリア代表デビューを飾り、これまでに国際Aマッチ通算で7試合に出場している。

　昨年9月にはスペインのフエンラブラダから湘南への完全移籍加入が発表された。2022シーズンは負傷の影響もあって明治安田生命J1リーグで出場機会を得られず。今シーズンもここまで明治安田生命J1リーグでの出番はなく、天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会・2回戦のBTOP北海道戦で途中出場したのみの公式戦1試合出場にとどまっていた。

　退団に際し、ミケル・アグは湘南のクラブ公式HPを通してコメントを発表。ファン・サポーターへ感謝の言葉を綴った。

「湘南サポーターの皆さまへ、大きな感謝の気持ちをお伝えしたいです。私があまり試合に出る機会がなかったにも関わらず、サポーターからの深い愛情を心から感じました。そのことに心から感謝しています。プロサッカー選手になって以来、こんなにもサポーターからの愛情を感じたことはありませんでした。皆さまのサポートに、神の祝福がありますように」