J1第24節で神戸と柏が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
19日、明治安田生命J1リーグ第24節ヴィッセル神戸対柏レイソルが行われた。
神戸は2位の横浜F・マリノスと勝ち点で並ぶも、得失点差で首位に立っている。今節は公式戦4試合ぶりとなるホームゲームで、前節に続く勝利を目指す。一方の柏は、公式戦ここ3試合で2勝1分と調子は上向き。首位チームとのアウェイゲームで勝ち点を稼げるかが見どころとなった。
序盤から一進一退の攻防が続いた一戦は、前半終了間際にスコアが動いた。45分、柏のMF山田康太が敵陣中央やや左で前を向きボールを保持し、左サイドを駆け上がるMFマテウス・サヴィオへパスを供給。M・サヴィオは敵陣深く左サイドから左足ワンタッチでクロスを送ると、中央の動きでフリーとなったFW細谷真大が右足ワンタッチでゴールへと流し込んだ。アウェイの柏が先制して、試合はハーフタイムとなる。
迎えた後半は神戸がボールを保持する展開も、柏の粘り強い守備網を突破することができない。神戸の吉田孝行監督は、61分、この日ベンチスタートだったFW大迫勇也を投入し得点に向けた采配を見せる。さらにこちらも途中出場のMF飯野七聖が右サイドから鋭いクロスを供給するが、なかなか得点までには至らない。
このまま試合終了かとも思われた82分、ついに神戸が同点に追いついた。敵陣ペナルティエリア手前左でファウルを獲得し、キッカーのDF初瀬亮が左足で浮き球のパスを送る。このボールに反応した大迫がヘディングでゴール左へと流し込み、試合は同点となった。
結局試合はこのまま終了。1-1の引き分けに終わり、両チーム勝ち点1を分け合う結果となった。
【得点者】
0-1 45分 細谷真大(柏)
1-1 82分 大迫勇也(神戸)
By サッカーキング編集部
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