[写真]=兼子愼一郎、 J.LEAGUE via Getty Images
明治安田生命J1リーグ第31節が28日に行われた。
3連勝中の首位ヴィッセル神戸は、残留争いの渦中にある17位湘南ベルマーレと敵地で対戦。神戸を勝ち点差「4」で追いかける2位横浜F・マリノスは、敵地でアビスパ福岡と対戦した。
湘南ベルマーレ 1-1 ヴィッセル神戸
試合の均衡が破れたのは11分、湘南が先制に成功する。杉岡大暉のパスをペナルティエリア左で受けた阿部浩之が折り返し、ゴール前に飛び込んだ大橋祐紀が合わせて押し込んだ。
湘南は29分、ペナルティエリア中央で浮き球に反応した阿部が右足一閃。しかし、シュートは右ポストに嫌われた。対する神戸は34分、左から武藤嘉紀が送ったクロスに佐々木大樹が頭で合わせたものの、相手GKに防がれて得点とはならない。
1点ビハインドで折り返した神戸は、53分に試合を振り出しに戻す。酒井高徳のクロスが相手のハンドを誘ってPK獲得。キッカーを務めた大迫勇也がゴール右下に突き刺し、今季リーグ戦での得点数を「21」に伸ばした。
神戸は何度か逆転のチャンスを迎えたものの、決定機を生かすことはできず。1-1のドローに終わり、神戸の連勝は「3」で止まった。
【得点者】
1-0 11分 大橋祐紀(湘南)
1-1 53分 大迫勇也(神戸)
アビスパ福岡 0-3 横浜F・マリノス
横浜FMは19分に先制。味方のロングフィードに抜け出したエウベルが左サイドの深い位置から折り返し、ペナルティエリア中央のアンデルソン・ロペスが左足ダイレクトでボレーシュートを突き刺した。
さらに25分、横浜FMが追加点を獲得する。ヤン・マテウスのスルーパスに抜け出したA・ロペスがワンタッチでゴール左下へと流し込んだ。A・ロペスは今季「21」得点目で大迫に並んだ。
2点リードで折り返した横浜FMは、後半開始早々に3点目を獲得する。ロングボールに抜け出した植中朝日が右足で冷静に流し込み、2試合連続ゴールを記録した。
危なげなく時計の針を進めた横浜FMは、試合終了間際にダメ押しの4点目をゲット。カウンターから最後は宮市亮がこぼれ球を押し込んだ。
【得点者】
0-1 19分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
0-2 25分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
0-3 48分 植中朝日(横浜FM)
0-4 90+9分 宮市亮(横浜FM)
この結果、神戸の勝ち点は「62」、横浜FMの勝ち点は「60」となった。次節は12日に行われ、神戸は敵地で浦和レッズと、横浜FMはホームでセレッソ大阪と対戦する。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト